先週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
この本では、子供からの17の質問に対して、作家を中心とした大人たち44人が答えています。
ただ、質問の内容は、大人でも「う~ん……」と考えてしまう本質を突いたものばかり。
時間的に、全部読むことはできないので、今回は、生徒さんに読みたい項目を選んでもらいました。
選んでくれたのは…
・「差別はいけない」という先生がえこひいきをします。どうしたらいいですか?
・読書よりゲームのほうがずっとおもしろいのに、なぜ本を読まなくちゃいけないんですか?
・国があるから戦争があるし、命がけで国からにげてくる人もいます。国って必要なんですか?
皆様なら、どう答えるでしょうか?
もちろん、こちらに書かれている答えが正解というわけではありません。
ただ、本の冒頭「はじめに」に書かれているように、「なやみこそが、自分や世界や人生に対する理解を深める入口なのです。」
ドリアン助川さんによる「はじめに」には、この本の読み方が書かれています。まずは、それを読んでから、こちらの本を楽しんでみてください。
正直に言うと、10歳には難しい内容も多いと思います。
年齢を重ねるごとに読み返してみると、新たな発見がありそうな1冊です。
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