読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『マンガ日本史 聖徳太子』(小5に読んだ本)

2018年11月10日 | 歴史を知る本
日本史マンガが読みたい小学生国語道場クラスのお子さんたち
先週はお子さんたちのリクエストに応じて、こちらの本を読みました。
週刊マンガ日本史02号 聖徳太子 日出づる処の天子
クリエーター情報なし
朝日新聞出版

聖徳太子といえば、「冠位十二階」「十七条の憲法」などを社会で覚えたと思いますが、こちらのマンガでは、小野妹子を隋に派遣するいきさつが描かれています。
「日出処の天子 書を日没する処の天子に致す」で知られている国書を託すくだりです。

マンガは導入としては面白いですが、もっと面白いのはマンガの後に載っている河合敦先生の解説。
最新の歴史研究における聖徳太子の位置づけについての説明が、興味深かったです。(混乱をきたすといけないので、お子さんたちには紹介していませんが
興味のある方は、是非読んでみてくださいね!
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『モチモチの木』(「『齋藤孝の親子で読む国語教科書3年生』より)

2018年11月10日 | 童話・昔話・名作
小学3年生の国語教科書には、『モチモチの木』が登場します。
そこで、先週の小3国語クラスでは、こちらの本に載っている『モチモチの木』を読みました。
齋藤 孝の親子で読む国語教科書3年生 (齋藤孝の親子で読む国語教科書)
クリエーター情報なし
ポプラ社

5歳の豆太は臆病者。
まだ、夜中に一人でセッチン(トイレ)に行く事ができません。
セッチンはおもてにあって、おもてには大きなモチモチの木がつったっていて、それが豆太には怖いのです。

そのモチモチの木に、今夜は灯がともる晩なのだそうです。
豆太と二人で住んでいるじさまが言いました。
「霜月20日の丑三つに、モチモチの木に灯がともる。山の神様のお祭りなんだ。それはひとりの子どもしか見ることはできねえ、それも勇気のある子どもだけだ」
「それじゃあ、おらは、とってもだめだ…」

豆太は、はじめっからあきらめて、布団にもぐり込むと宵の口から寝てしまいました。

その晩、豆太は真夜中にヒョッと目を覚ましました。頭の上で、クマのうなり声が聞こえたからです。
けれども、うなっていたのはじさまだったのです…。


臆病者の豆太が、じさまのために勇気を振り絞って医者さまのところへかけていく場面。
灯がともったモチモチの木を見る場面。
私も子どもの頃に読みましたが、今でも心に残っています。
齋藤隆介さんの作品は子どもの頃にも読みましたが、大人になって読み返すと、改めて素晴らしさを実感します。

また、読み聞かせをすると、自分では普段使わない言葉がたくさん登場することにも気づかされます。
お子さんの言葉を豊かにするためにも、読書や読み聞かせは不可欠だと思います。

教科書に出てくる作品なので、クラスでは、一文ごとにリレー形式で読みました。
普段よりも少し長めの読書タイムになりましたが、『モチモチの木』の世界を味わえたのではないでしょうか。
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