読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『ヒートアイランドの虫たち』(小3に読んだ本)

2018年07月24日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
いつもは小学生英検5級クラスで読んだ本をご紹介した後で、小3国語クラスの本をご紹介するのですが、今回は小3で読んだ本からご紹介。
というのも、先週の小学生英検5級クラスでは、文法学習に力を入れたため、読み聞かせの時間が取れなかったのです…
今週の授業では、必ず読みますね

さて、先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
ヒートアイランドの虫たち
写真・文 藤原幸一
あかね書房

猛暑に見舞われている今年の日本。
私が住んでいる場所は自然が豊かなので、例年なら夜は肌寒いくらいです。
それなのに、今年はクーラーや扇風機なしでは眠れない
気候がおかしくなってきているのでしょうか…。

こちらの本では、都会が暖かくなる「ヒートアイランド現象」の中、たくましく生きている虫たちが紹介されています。

大都市では地面がアスファルトで覆われ、多くの建物がコンクリートでできています。
それらが、太陽の熱を吸ってすごく熱くなり、夜に熱が放出されて都市の空気をあたためています。
地図に温度の違いを描くと、都市だけがポツンと会場の島のように見えることから、「ヒートアイランド(熱の島)」と呼ばれています。
ヒートアイランドになってしまった東京や大阪の平均気温は、100年の間に4℃近くも高くなってしまったそうです。

本に登場するのは、活動範囲を北上させてきている虫たちや、都市に生えている、暖かい場所で育っていたはずの植物。
外国産の昆虫も登場します。

気候変動は、デング熱やマラリアなどの病気の広がりにもつながります。

ヒートアイランドの虫たちを通して、地球温暖化という環境問題について考えさせられる1冊です。
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