読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『あたまにつまった石ころが』(小5に読んだ本)

2018年05月07日 | 哲学・生き方の本
ゴールデンウィークはいかがでしたか?

私は…
図書館のブックリサイクルで本をゲットしたり
初めてDIYに挑戦したり(お手洗いの壁紙を張り替えてみました
息子の定期演奏会を聴きに行ったり(今までは、定期演奏会が授業と重なる日程だったので行けなかったのですが、5年目にして初めて聴きに行けました!)
遠出はしませんでしたが、お休みを満喫できました!

ちなみに、ブックリサイクルでは、ずーーーーっと気になっていたのに読めていなかった本を何冊も手に入れることができました!!
児童書と教育関係の本なので、ブログでも少しずつ紹介したいと思います。

さて、今日からは気持ちを切り替えて、張り切って参りましょう

まずは、4月の最終週に小学生国語道場で読んだ本のご紹介です。
あたまにつまった石ころが
キャロル・オーティス・ハースト 文 ジェームズ・スティーブンソン 絵 千葉茂樹 訳
光村教育図書

作者の父親は、子どもの頃、石を集めていました。
暇を見つけては、石垣の周りや古い採石場を探して歩きました。
周りの人は言ったそうです。
「あいつは、ポケットにもあたまのなかにも石ころがつまっているのさ。」

彼は大人になると、ガソリンスタンドを始めました。
ガソリンスタンドの店の中には、集めた石を展示するスペースも。

その後、T型フォードの部品を売って成功したり、世界恐慌を経験したり…
彼の人生は、経済的に良い時も悪い時もありました。
石と関係のない仕事ばかりが続きましたが、石を愛する気持ちはずっと持ち続けていました。

不景気で仕事が見つからず、雨が降っている日には、科学博物館にでかけていきました。
彼は、博物館の中の石を飾った部屋で、一日中過ごすこともありました。

ある日、彼は博物館の館長と話をする機会に恵まれます。
話をするうちに、館長は彼の石のコレクションに興味を持ち始めます。

館長は彼を博物館に迎えたいと思っていましたが、余裕がなく大学で石の勉強をしたわけではない彼は、石の専門家として博物館で仕事をすることはできませんでした。
しかし、博物館の夜の管理人として働き始めます。

そして、ある日…。


作者の父親の人生はどうなっていくのでしょうか!?


このお話は、実話です。
情熱を持ち続けることの大切さを感じさせられます。

そして、最後のページには「作者の父親」の後日談が書かれているのですが、彼の最終的な職業をぜひ確かめてみてください!

人生は何が起きるか分かりませんが、自分の心に正直に何かに情熱を注ぎ続けると、思いがけない幸運につながるのではないでしょうか。
「幸せは自分の心が決める」という言葉が思い浮かびました。

お子さんはもちろん、大人の方にもお勧めの絵本です。
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コメント
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