ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

ちょっと突っ込みいれたくなった

2007-08-31 10:16:39 | フェミニズム
自分が関わっている団体なので何なんだけど、ちょっと突っ込みいれたくなった。。

マイケル・ムーアの『シッコ』についての、ファイトバックの会ブログのエントリ(by ファイトバックの会Webチームさん)

最終的にムーア監督は「公的政府はダメだ、民間に任せろ」というアメリカの政治の方向性が間違っていると主張し、カナダやヨーロッパのように公的制度に作り変えろと提案します。


うん、たしかにそうなんだけど、この映画の最後で、最も重要な役割を果たしているのは、キューバの医療なのだよね。アメリカを批判はすれども、その際に「カナダやヨーロッパ」と、いわゆる欧米諸国だけとりあげてしまうのは、どうかと思う。。

コメントできないブログなので、トラバいれておきます。

ピクニックとバンジョー

2007-08-31 08:55:07 | 日々の出来事、雑感
昨日の昼時間帯、大学の教職員用のために、キャンパスにてピクニックがあった。学部のスタッフの人によれば、「タダのご飯を大学が出してくれるのは、一年にこの一回だけ!」とのこと。それは行かねば!ということで、その人と、ほかの教員2人と行ってみた。
行ってみればかなりたくさんの人たちが集まり、にぎわっている。ホットドックに、バーベキューチキン、ャeトサラダにビーンズ、デザートにはブラウニーにクッキー、といったものが出ていた。飲み物もほしかったが、飲み物ラインには長大な行列ができていたので断念。席を探して、生音楽を演奏している目の前の席があいていたので、座った。
その生音楽が、バンジョーがはいった、コテコテカントリー音楽。これぞモンタナ!という感じである。このコテコテ音楽ぶりは、ちょっと苦手な雰囲気で、アメリカの田舎を訪ねにきた観光客のような気分に陥った。バンドのうちの一人は、大学のブックストアで働いている人らしい。隣のテーブルには、カウボーイハットをかぶった人が座っていた。

食べているうちに、大学の学長がでてきて、抽選会が始まった。大学グッズや、ローカル商店のギフトカードなどが商品になっており、どうやら私のぶんも(おそらく学部の皆のぶんも)スタッフの人が抽選に応募してくれたということなので、ちょっとだけワクワクしながら見ていたのだが、結局学部の誰も当選せず。

だが、抽選会で興味深かったのが、このイベント、職員と教員と同じように参加していたこと。抽選会で当選した人たちをみていると、ありとあらゆる大学の部署の職員たちがはいっていた。そして食べ物をサーブしていたのは、バイトの学生たちらしく、バイト学生用の抽選も用意されていた。ある意味、大学コミュニティ一体となった行事といった雰囲気で、なかなか面白かった。

この間までいたシカゴ大学と比べると、かなりの差がある。シカゴは一年に一回のみならず、年がら年中、食べ物やらアルコールやらを出しまくる催しがあった。(それはある意味、貧乏人的には有り難かったのだが。)そして、シカゴは、食べ物をサーブするのは地元のマイノリティのひとたちで、食べ物を食べる側の大学人たちと歴然と線がひかれている感じだったからだ。シカゴでの、こういう大学主催のイベントの雰囲気、私はいつも違和感を感じていた。その前にいたミシガンは、州立大学だったからかシカゴよりはマシだったけれど、ここまでスタッフと教員が一緒になったイベントってあっただろうかな、と思った。スタッフはいつも準備する側にまわっていたような気がするのだ。

ということで、なかなか興味深いイベントではあった。カウボーイハットにバンジョー音楽が流れる中に自分がいる、というはげしい違和感を除けば、、(笑)

ようやくテレビがついた!

2007-08-29 10:36:24 | 日々の出来事、雑感
土曜日にすっぽかされたテレビ屋だったが、今日ようやくセットアップにきてくれた。サテライトで、DVR混みなので、リモコン操作がちょっと複雑そうだが、まあそのうち慣れるだろう。テレビがようやくつくようになり、ローカルニュースを見て、「おお、モンタナに来たんだ」という実感が湧いたというのも変な感じ。テレビでローカルニュースを見ていなかった今までは、なんとなく実際この地域に住んでいるという感覚がなかったのかも?授業が始まっても実感がわいていなかったのに、テレビで感じるというのは変な話でもある。

そしてナショナルニュースをみてみれば、お隣アイダホの共和党の超コンサバで、アンチゲイで有名な(しかしゲイという噂があった)ラリー・クレイグ上院議員が男トイレでの男性に対しての性的行為(ストーリーを読む限り、痴漢に近いような?)容疑にて逮捕されたストーリーを盛大にやっていた。一度は罪を認めたのに、今日になって、突然無罪を主張しているようで、"I am not gay, I have never been gay"と言っているとか。

ニュースによれば、どうやら共和党的にはさっさとやめてほしいようだ。どう展開していくのだろう。

コーャ戟[トカード

2007-08-28 23:11:36 | 大学関係
大学から、学会や研究のための交通費やホテル代の支払いに使う、コーャ戟[トカード(ビザのクレジットカード)をもらった。最近は大学でもこういうカードを使うのだな。別に最近のことではなく、前から使っている大学もあるのかもしれないが、シカゴではこういうシステムがなかった(少なくとも私は使えなかった)ので、新鮮な驚き。たしかに、旅費などを全部建て替えるのはかなり大変だし、払い戻しまでに時間がかかったりする。コーャ戟[トカードなら、自分で建て替えなくてもすむのは有り難い。
しかし、レンタカーにいれるガソリンはコーャ戟[トカードを使ってもいいけれど、自分のクルマで移動するときはガソリン代はダメとか、変な縛りもあるのがなあ。。これじゃあ仕事がらみの旅行のときは、レンタカーしたほうがいいということになり、わざわざレンタカーする人もでるかも?

グーグルしてみたら、コーャ戟[トカードを使っているアメリカの大学、けっこうあるのだな。日本でも東大で導入したようだが、個人情報などの絡みもあって、反対もあるようだ。

早くも明日から授業だ

2007-08-27 13:58:01 | 日々の出来事、雑感
引っ越しの片付けがようやく箱数個を残して一段落してきたと思いきや、明日から授業開始。早すぎだ。シカゴ大学は、授業が始まるのが9月末なのだが、ここは一ヶ月も早い。そしてシカゴでの先学期が終わったのは6月で、一ヶ月遅かったのだ。ということで、今年の夏休みは一ヶ月短く、しかも引っ越しもあったので、のんびりできるバケーション期間はないままに終わってしまった。

慌ててシラバスを作ったのだが、まだどんな学生さんたちが来るのかわからない面が大きいので、授業をすすめながら内容も調整して変えて行くことにしようと思っている。シカゴでは、日本研究のャXドクだったので、日本がらみの授業ばかりを教えてきたのだが、今学期は久々の人類学の授業を担当することになるので、大変ではあるが、ちょっと新鮮でもあるな。

さて、どうなることやら。。