ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

メモリアルデー

2005-05-30 15:50:21 | 日々の出来事、雑感
本日はこちら、メモリアルデーの週末で、連休です。先週、授業が終わって、今週に期末レメ[トが提出されるまでの時間、ちょっとひと休み。大聡怩竄逅竄轤フ活動も一段落したところです。

Yokoさん、ちょうど桐野夏生のOUTを授業で学生に読んでもらって、議論したばかりなので、ご紹介いただいた記事はグッドタイミング!でした。なぜ人類学の授業でミステリーを・・という疑問もわいてくるかもしれませんが、人類学的文献で「ユニークな日本の主婦」みたいな視点で書いているものは何だか多くても(これはよい傾向とは思わない)、主婦的状況の厳しさや、パートタイム労働の差別性、そして実は民族的に多様な日本社会ということを論じてくれるようなエスノグラフィーがないのですよね。ミステリーという大衆小説のジャンルだからこそ、かえって「現実」を如実に表している面もあるのではないか、と思い、ちょっと実験的に課題にしてみたのでした。アメリカ人学生の反応は賛否両論、割れたところがあったのですが、なかなか面白かったです。

みどりさんも、トラックバックとコメントありがとうございました~。「30年のシスターフッド」も実は先日授業で見せて(アメリカプレミア上映!!)、なかなか学生の反応が鋭くて面白かったので、またそれについても書きたいと思っています。そうそう、来年の2月に、この映画のアメリカ上映ツアーができることが確定しました!とりあえずはシカゴ大学とミシガン大学で上映とトークイベント決定です。で、このイベントをまたビデオ撮りして、編集して記録を作りたいと考えています。

Daytime Emmy

2005-05-21 22:03:59 | メディア、テレビ
昨晩は、私の一年に一度の楽しみ、Daytime Emmy賞の放送がありました。
プライムタイムとは違って、ちょっとマイナー感も漂うバージョンのエミーなんですが、実は私にとってはこちらのデイタイムのほうが楽しみ。だって、何といってもいつも見ているソープオペラのスターたちが勢揃いするのですよ。
でも、デイタイムエミーの視聴率はここ最近、年々下がり続けているらしい。ソープオペラ人気も落ちるばかりだしなあ。

ソープオペラは月曜から金曜まで、毎日1時間ずつ放送されます。これを全部見ていると、同じ役者さんたちを一週間5時間も見ているんですよね。日常生活に入り込んでくる感じか。ということで、Daytime Emmyに出てくるソープオペラのスターを見ていると、どうもお友達たちを応援しているような気分に陥るのです。

今まではひたすらABCを見ていたので、ABC系のソープオペラに出ている人たちしかわからなかったのが、ミシガンで偉大なケーブルチャンネル、ソープネットでNBCのDays of Our Livesが放送されていたので、ほんの一時期見ていました。てなことで、Days系の役者も何となくわかってしまい、最近CBSのYoung and the Restlessに鞍替えしたこともあって、そちらに出ている役者さんたちもわかってしまうという状態。だんだんお友達が増えてきたぞ~!

エミー賞自体は、Y&Rで「みっち様」の2人の息子たちを演じている俳優が主演男優賞と助演男優賞をとったのと、去年確実視されながらとれず、Susan Lucciの再来か!と言われたAll My Childrenのビアンカちゃん役が、若手女優賞をとったってくらいが私的な注目事項でした。ビアンカちゃんは、デイタイムソープオペラ初、主役の娘という重要な役柄でレズビアンという設定だったのですよ。

しかし、今日のニュースのデイタイムエミーについてのヘッドラインは、Ellen Degeneresがトークショー関連の賞を総なめした、ということでした。ソープオペラが明らかに勢いがない反面、エレンのトークショーは確かに面白いし、勢いがあります。圧勝でした。

さて、今週はAMCのErica Kaneの10回め(!)の結婚式!注目です。



リブ映画英語版完成!

2005-05-17 10:26:16 | フェミニズム
昨日、「30年のシスターフッド」英語版の"Thirty Years of Sisterhood"が届きました。早速見てみたのですが、女たちが皆で末オて、それを字幕用に短くして・・と苦労して作った英語版だけに、感動ですね~。DVDケースなんかに立派にはいっていると、ますます嬉しい。監督さんの山上さん、せやまさん、本当におつかれさまでした。

さて、今後はこれをどれだけ多くの方々に見ていただいて、リブや女性運動について語りあっていかれるか。私もぜひアメリカでの上映ツアーを実現させたい!といろいろ活動しております。うまくいくといいなあ。

まずは、来週の私が今シカゴ大学で教えている授業で学生たちに見せてみようと思います。どんな反応がくるかな?日本の女性やジェンダー関連問題に関するいろいろな英語で書かれた文献(主にエスノグラフィー)を読もう、という授業なのですが、リブの女たちのように「本当の」意味で日本社会に抵抗している女たちを描いたものが少なすぎ!というのに、学生たちと議論しながら、私も気づきました。この映画はその傾向を変えていく重要な一歩になるはずだと思います。

この映画のご注文はこちらへ:
http://www1.jca.apc.org/videoact/on.html#on-01

ビバリブ!
http://homepage2.nifty.com/30yrs-sisterhood/

びばりぶろぐ
http://vivalib.exblog.jp/

バイオリン戻る

2005-05-17 10:06:10 | 日々の出来事、雑感
ずいぶん長い間ケースすらあけていなかった私のバイオリン、通称「ゲミューダー君」を修理に出しました。引っ越しを経て、汲フ毛はモロモロに切れて弾ける状態ではなくなっておりました。(しかし、手持ちの汲Q本中、激安の鈴木バイオリン製の汲ノ関しては毛も何も切れていなかったのはいかに?鈴木くん、丈夫とみた!)

人からの紹介で、Lakeviewというシカゴ北部のエリアにあるバイオリン工房にもっていったのですが、豪華にみえたウェブサイトのイメージとは違い、木造の民家で、みしみしときしむ階段をあがった2階にあるこぢんまりとした工房。ひいじいさんらの時代からずっと弦楽器製作・修理一筋、みたいな雰囲気が充満していて、なかなかいい感じです。けっこう若い職人さんも親切だったし、たまにはこういう、大学と違う世界を垣間みるのもいいもんだ~と思ったりしたのでした。

しばらく放置してあった私のゲミューダー君は、ちょっとした空洞が開いていたり、部品に小さなひび割れがあったりというマイナーな修理が必要でした。
せっかくきれいになったので、ぼちぼちと練習始めなくちゃ。

写真はちょっとお化粧直しをしてきれいになったゲミューダー君。



春がきた?

2005-05-02 11:03:19 | 日々の出来事、雑感
ご無沙汰でした~。ちょっとサボっている間に、aol ダイアリーのテンプレートが追加されていたので、新しいので試してみています。まあでも、気分次第でまたそのうち元に戻してしまうかも。

シカゴは春なのになんだか寒い日が続いており、いまだにヒーターがついたり、フトンも冬のものから変えられないでいます。今週末くらいからは
暖かくなる予報みたいですが、なんだか5月とは思えない気温です。

あとは最近は、ソープオペラYoung and the Restlessに復帰した「みっち様」ことロスコー・ボーンさんの活躍に一人で盛り上がっています。(誰もまわりの人がフォローしてくれていないので、話せないという・・ノリちゃん、ABCソープからの乗り換え、期待しているわよ!)彼はもう悪役やらせたら天下一品!というわけで、ソープオペラ視聴が2年ぶりくらいで充実している今日この頃。