ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

ふとん到着

2004-07-31 16:30:03 | 日々の出来事、雑感
先日買ったふとんカウチのフトン部分が、今日届きました。
前から使っていたふとん部分がもうぺちゃんこ、かつぼこぼこ状態になってしまって、寝づらいのなんのって。というわけで、思い切って購入したのです。
前のに比べて分厚くなったので、なんだか座ると変な感じ。

しかし、これを「ふとん」と呼ぶのはいつ、どこで始まったんでしょうねえ。体育マットを分厚くしたもの、って感じで、日本の「ふとん」とはエラく違って、やたらと重たい代物です。日本の「ふとん」みたいな、軽くてお客さん用に使えるものが欲しいのだけど、こちらでは売っていなくて。


少子化と男女共同参画の関係!?

2004-07-31 16:21:06 | フェミニズム
Yahoo Japanで、「少子化と男女共同参画の関係調査へ=政府なる小さい記事を見つけました。欧米など先進国では女性の社会進出がすすむと出生率が上がる傾向がみられるが、日本では逆に下がるとみられているため、両者の関係を調査するんだそうです。

しかし、何なんだこれは!?出生率が下がっているのは、社会進出をしている女性が子供を生める環境にないからでしょう?保育所の問題にしろ、企業の扱いにしろ。今更両者の関係なんか調査して、「やはり女性の社会進出はけしからん。女は家に帰れ」という方向にもっていくんじゃないでしょうねえ?政府のやることだし、はげしく怪しい気がします。

そもそも「男女共同参画社会基本法」の前文で「少子化対策」がやたらと強調されているのには違和感があったのが、この「調査」なるものでその目的がますます明らかになったような気がするのだけど。日本にいらっしゃる方々で、これについて情報お持ちの方はぜひ教えてください。

大学アパート

2004-07-30 15:24:58 | 大学関係
ミシガン大学は、9月に入学する学部生をとりすぎたらしく、大学所有の家族用アパート、Family Housingの約半数分のユニットを単身の学部生、院生にまわすことに決めたらしい。そして、今までその単身者たちが住んでいた、私も大昔に住んでいた寮を一年生用にまわすとか。(大学ハウジングオフィス言い訳サイトへのリンクはこちら) 

これでたまらないのが、家族持ちの学生たち。突然と別のユニットに引っ越せといわれ、かといって引っ越し料金を払ってくれるわけでもないという。居残ることもできるらしいけど、今まで家族持ちの院生がほとんど住んでいた中にいきなり独身学部生が入ってくると、コミュニティーの雰囲気も変わることだろう。そしてこのファミリーハウジングには、外国人が多かったのだ。同じ国から来た人たちどうしでサメ[トしあっていた部分もかなりあるのだろう。これはたまらん、ということで、院生の間で抗議運動が始まっているようだ。今回の大学側の対応はいくら何でも一方的すぎるし、弱者である外国人の多いコミュニティ≠_いうっている感じもする。このやり方はまずいと思うので、抗議運動は盛り上げていくべきだと思う。

でも、大学アパートの今までのあり方に疑問がないわけではない。
このファミリーハウジング、結婚したり婚約しているへテロセクシュアルカップル、レズビアン・ゲイカップル、そしてシングルマザーなど、子供など養うべき家族を抱えている人々に入居資格がある。今まで小さいユニットに単身者を入れてくれることもあったが、いつもウェイトリスト状態ですぐに入れるわけではなかった。

いまだ法的に同性婚が認められていないため、レズビアン・ゲイカップルの場合は関係が「公的」なものでなくてもよいが、ヘテロの場合は「結婚」制度にのっかっていないとダメということだ。個人的には、これは結婚を選択しない人差別ではないかという気がする。それに、扶養しなければいけない子供や老人、障害者を抱えている人の場合は、安いハウジングオプションがあるべきなのは当然だが、単に配偶者がいるという場合、実はシングルの人たちより一人あたりの生活費はかからないのではないか?という疑問もある。「結婚」しているだけで優遇されるというのはちょっと変。100歩譲って外国人の場合、学生の配偶者ビザでは働けないので仕方ないとしても、働くことのできるアメリカ人の場合は?あるいは2人とも学生の場合は?何よりも、「結婚」している配偶者がいるというだけで、日本の役所や企業、大学などから派遣された人々(=給料を盛大にもらっている)が安いファミリーハウジングにいるってのは、何だかなあ。貧乏人のひがみかもしれないが。

ちなみに、シカゴ大学のアパートには単身者が住むことができるが、ルームシェアは同性どうしだったらよいが、異性は結婚していない限りダメらしい。ということで、同性どうしの場合はカップルで住めるが、異性のカップルは結婚していないと同居できないわけだ。そしてTSやTGの場合はどうなるのか、アパートのパンフレット情報からは謎だ。"Roommates must be of the same sex." という記述なので、あくまでも"sex"が基準ということなんだろうか?それもトランスジェンダー差別のように思う。

こういうハウジングなんかで、何気に「結婚」を優先してしまっているところが、アメリカという国の保守性を表しているような。将来的に同性婚が可能になったら、同性カップルの場合も「結婚」していないとダメ、なんて変わっていくのだろうか。

クルマ整備&GM工場話(おまけのフットボール)

2004-07-30 09:15:57 | 日々の出来事、雑感
今朝は朝一番でマツダ(リンカーン・マーキュリーも兼ねているが)のディーラーに行き、クルマを整備に出してきました。クルマは預けて来なければならかなったので、ディーラーのおじさんにヴァンで自分の家まで送ってもらってきました。このヴァンのドライバーおじさん、午前中だけのパートタイムのこの仕事を始めてまだ4週間なんだそうで、その前はGMの工場に30年以上勤めて、リタイヤしたのだとか。「どの工場だったの?」と聞いてみたら、おじさんのGM工場ヒストリーを語ってくれました。

最初はリボニアという街にあった、バンパーとその他の部品を作っていた工場の、バンパー(鉄製)担当だったとか。しかし、プラスチック製バンパーが出始めてから、その工場のバンパー部門が閉鎖となり、同じ工場で他の部品を作っている側だけ残されたのでそちらに移動。しかしまたその部品工場も閉鎖になり、今度は別の工場にうつって勤めていたところ、またその工場も閉鎖ということになり、、という具合で、そこで引退ということにしたのだとか。
工場を移動するたびに、新しい職場になってしまい、最初のバンパー工場では工場内でベテランとして偉くなったのに、また別の部品工場に移ったら下っ端ぺーぺー扱いで、「結局工場内でも出世できずに終わっちゃったよ。」と言っていました。

このおじさんはまだ工場を移動できたからよかった部類なのかもしれませんが、工場閉鎖に迄Mされ続けてしまったところなど、ある意味典型的なデトロイト界隈の自動車工場勤めの人の運命ともいえるなと思いました。

マイケル・ムーアのフリントもそうですが、工場閉鎖が起きると、本当に深刻な影響を労働者や地元コミュニティーに与えます。そういえば、私がここに来た90年代はじめはかなり深刻な時期で、いわゆる「ジャパン・バッシング」の最高潮の時期にもひっかかっていました。工場が一件閉鎖されるということがいかに大変な事態なのかというのが、地元に住む人間の実感として(ほんの少しだけだけれど)わかったような気がします。

ヴァン運転手のおじさん、ミシガン大学(UM)フットボールチームの熱烈なファンらしいのですが、彼によると、今年まで5~60ドルだったUM footballのチケットが、来年から160ドルだか何だかに跳ね上がるとか。本当の話だか確認はしてないのですが、もし本当だとしたらすごすぎ。儲け主義に走り過ぎだよミシガン大学。いちおう州立大学なんだし、金持ちだけでなく、地道な地元ファンを大切にしなくちゃいけないよねえ。

白人先生google検索

2004-07-29 16:28:56 | 白人先生
「白人先生」ネタはコメントも多くて、やはり盛り上がりますねえ。ということで、調子に乗って白人先生第三弾。先ほど「白人先生」でgoogle検索してみたところ、Gadowskyさんのブログはもちろんのこと、私のブログまで登場している!これはなかなか感動ものでした。

ノリちゃんも書いていますが、白人先生にコンタクトしたいもんですねえ。AAAってのはアメリカ人類学会なのですが、白人先生いらしてくれないもんかなあ。