ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

Bottom 25 States

2007-08-25 23:22:52 | ニュース、時事ネタ
アメリカのyahooに、モンタナを含むアメリカのmountain west 地域にて、失業率が下がって働く人たちを探すのに雇用側が苦労しているという記事があった。
http://biz.yahoo.com/ap/070825/western_workers.html?.v=4

私自身も、今回の引っ越しにあたって、シカゴでの電話やケーブルなどのサービスをキャンセルする際、「モンタナ州に引っ越すからサービスキャンセルします」というと、よくあった反応が「モンタナに何しにいくの?」「リタイヤするの?」という反応だった。モンタナ=仕事からリタイヤしたひとたちが行くところ、というイメージであって、モンタナに仕事をしにいく、というようには思われづらいのだ。

そして、実際カリフォルニアなどから、カリフォルニアの住宅事情が悪く、高額になったりしていることで、モンタナに引っ越してきたり、金持ちが別荘として物件を買ったりする場合も多いらしい。そういうひとたちが引っ越してきて、州自体の高齢化率が高いらしいのだ。上記の記事でも、モンタナとワイオミングが全米での髄一の高齢化率が高い州であると指摘している。

ここ坊主マン近辺では、新しい商店などがどんどんオープンしていて、新築の家もかなり建っており、人口が増えているのかと思われるが、言われてみれば「従業員募集中」のたれ幕がはってある店が多い。モンタナの給与が低い、ということでは、たしかにわざわざ他の州から働きにくるひとたちも少ないだろう。そして、モンタナ州の若者たちは、大学などを卒業しても専門を生かせるような仕事がないので、州外に出て、年をとってから戻ってくるということも多いらしい。モンタナは給与が安いから家も安いか、といえばそんなこともなく、金持ちが移ってくる=物件が高くなる、という状態で、(貧乏人にとっては)悪循環だ。

アメリカで額縁ビジネスを営んでいる私の親類曰く、モンタナ州は額縁を買う人が多いのだとか。オーダーメイドの額縁を買う人たちというのは、金持ちなのだそうだ。モンタナに金持ちが別荘や家を持ち、どうやらそこで飾る絵のために額縁を買っているようである。

先日、大学で開かれたある学会の場で、モンタナのことを、"bottom 25 states"の一つだと言っているのを聞いた。"bottom 25 states"なんて言い方、初めて聞いてびっくりした。"bottom 25"で目立った産業が不足しているから、大学の役割がより重要だとかそんな枠組みの話がなされていたのだ。考えてみれば私が今まで住んだミシガン、イリノイ、カリフォルニアと、ほんの2ヶ月くらい滞在したコネチカットのどれもすべて、"top 25 states"だったのだろう。どことどこが"bottom 25"にはいるのか知りたい気もするが、その"bottom 25"の中でも、モンタナや、他のmountain west地域の州は、決してランクは高くなさそうだ。

こういう地域に住むのは初めてなので、新しいことをたくさん見たり聞いたりするのはプラスなのかもしれない。




ミツワメールオーダーのカタログ

2007-08-25 05:42:38 | 日々の出来事、雑感
シカゴで時々通った、日本食スーパーのミツワのメールオーダーサービスがあるというのをネットでみて、電話でカタログを頼んでみた。すぐ送ってくれるらしい。どんな商品があるのか楽しみだ。こういう日本食その他を手にいれるのが苦しい不便な地域に住んでいると、通販に詳しくなってきそうだな。
カタログ販売もいいけれど、ネットでも注文できるようにしてくれたらいいのにな。