ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

春学期終了とオンライン卒業式

2020-05-11 00:30:00 | 日々の出来事、雑感
今週で春学期の授業が終わった。この時期はいつもそうなのだが、採点だなんだで家に籠もっている中で、外に出るとあっという間に木々が芽吹いたり花が咲き始めたりしている。今年は特に新型コロナのため在宅のことが多いので、余計にそう思う。昨日、取りに行くものがあったために久々に大学キャンパスに行き、タンャや水仙が咲き始めていることに気づいた。(そんなわけでこのブログのデザインもタンャに変更。)


3月半ばの春休みを挟んで、突然とオンライン授業に移行することになった学期。こういう終わり方になるとは、、と残念ではあったが、在宅時間が多くいつもより時間的な余裕は少しあったため、学生の提出物へのコメントはいつもよりも丁寧につけた。学期が終わった時点で読む学生も少ないかもしれないが、、下級生用の授業は、オンラインに移行してからめっきり参加しなく(できなく)なってしまった学生もやはり何人か出ており、大丈夫かなと心配なのだが、メールを何度か送るくらいかできない(そしてそれが読まれているかもわからない)ところがオンライン授業の辛いところではある。まあ対面でも同じことは起きうるのだが、オンラインの方がより起きやすくなるというのはあるように思う。

そんなわけでこの数日は部屋を片付けたりもして、夏モードの生活に入りたい。とはいえ、私の場合すぐ18日から夏学期のオンライン授業が始まるので、その準備を1週間でさくっと終わらせねばならず、のんびりはできないのだが。夏学期の場合、最初からオンライン授業としての開講ということが決まっている授業で、時間割も何もないし、学生も色々なところにいて時差もあると思うので、迷う余地もなくasynchronous(最近、日本語ではオンデマンド型と呼ばれている模様)での開講一択。

先週の木曜には学部の卒業イベント、昨日は大学の卒業式ということで、どちらもオンライン。学部のほうはWebExで、大学は中継だったようだ(大学の中継は見ていない。)おそらく今年は全米どこの大学でも同じように、オンラインでの卒業式になっているのだろう。学部イベントで同僚教員らが、どれだけ大学を卒業したのがすごい達成か、というのを繰り替えし言っていたのが印象深い。(いわゆる「ファーストジェネレーション」すなわち親は大学に行っておらず自分が初めて大学にいく学生たち)も多い大学なだけに。今年の卒業生はこれから経済状況が最悪の中で職を探したりしなくてはならず、大変厳しい状況にあると思うが、とりあえずこの卒業式週末だけはお祝いモードになってるといいな。