明けましておめでとうございます。
昨年、一昨年とお正月はモンタナで過ごしていましたが、今年は2年ぶりに日本で新年を迎えることになりました。やはりアメリカのなんだかあっけなく終わってしまう年末年始にくらべ、日本は年末年始の盛り上がりがあっていいなあと思いつつ過ごしております。
日本に来て3週間ほどたち、その間は保守運動に関する調査の関係であちらこちらを飛び回っていました。いろいろな新しい方々にお会いできて勉強になる反面、ひどい風邪をひいてなかなか苦労もしましたが、ようやく風邪も治ってきた感じです。とりあえずお正月の間は、いちおうやらねばならない仕事はあるのだけれども、飛び回る必要はないので気が楽な面も。
昨年は、ようやくこの5年ほど取り組んでいたフェミニズムと保守運動の係争に関する調査が一段落し、『社会運動の戸惑いーーフェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(勁草書房)という共著の書籍にまとめることができました。書籍については、関西学院大学先端社会研究所、早稲田大学フェミニズム研究会にて読書会を開いていただいたり、個人的にも、またネット上でもたくさんのコメントをいただき、感謝しております。私自身も再度考えさせられることが多々あり、今後の調査に反省点も生かしていこうと思っています。
あと、今年は『戸惑い』本の調査執筆の陰にかくれてしまっていた、「行動する女たちの会」についての博論をなんとか書籍にまとめるという仕事をせねばと思っています。さらに行動する会関係では別のプロジェクトも進行中。私の原点でもある行動する会について、再度考察を重ね、資料を見直し、そして更なるお話を伺ったりしつつ、執筆していきたいと思っています。
そして、昨年はこのブログの更新をさぼりまくってしまいましたが、今年はもう少し頑張ります。。
今年もよろしくお願いいたします!