ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

NWECフォーラムに行ってきた

2006-08-28 13:07:08 | フェミニズム
「男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム」と名前を変えた、ヌエックでのフォーラムに一泊二日で参加してきました。
本当は参加する予定はなかったのだけど、急遽行くことに。

私がこのフォーラムに行くのは6~7年ぶりくらいだと思うのですが、着くやいなや気づいたことが、「参加人数の少なさ」。募集期間も短かったし、実施ワークショップも少なければ当然の帰結なわけだけどね。土曜の午後に武蔵嵐山の駅に着いて乗った駅からの無料送迎バスには、私を含めて客は二人。(まあ変な時間についたからかもしれないが。)運転手さんに、ガイド役をしている行政の人も乗っていたのですが、なんかこれだけの人数でバス動かすのもったいないなあ、、とまず思ってしまいました。

会館では、まず本などの商品を市民団体が売るスペースの「情報のひろば」をのぞいてみたのですが、前にきたときに比べてスペースがすいていること。以前はぎゅうぎゅうづめで所狭しと本やパンフの類いを売る団体があり、見にくる人たちでもっと混んでいた気がしたのですが。

食堂なども、今までは席を見つけるのも大変なほどだったのに、明らかにすいていました。宿泊も満員で難しかったのが、今年は当日きて急遽宿泊希望しても、大丈夫だったとか。

着いた日の夜、自由交流の一環としてバックラッシュについて情報や意見を交換するインフォーマルな会を知人と呼びかけて開きました。今までだったら、そういう自由交流時間帯の呼びかけも、場所が足りないくらいにたくさんあったそうなのですが、今年は少ないこと。。なんと3つしかなかった!(写真を載せておきます)

その会にきた方々に、今年のヌエックフォーラムについてどう思うかも聞いてみました。感想としては:
ー人数が少ない。聞いたところでは、例年2~3000人の参加なのに、今年は1000人ほど。
ー参加者が例年よりおとなしめな気がする。参加者の層がかわったような気がする。
ーワークショップの枠の数が少ないので、時間的に余裕がある。参加できるワークショップの数が少ない。
ーワークショップの数も圧涛Iに少ない
ー「すいている!」
ーワークショップの応募が少なかったので、必死に関係者などに声をかけ、応募をふやしたという噂あり。
ー初日のパネルディスカッションも、内容的に引いており、いまいちだった。
ーテーマが限定されており、市民団体側もヌエックの基準にあわせてワークショップを企画したので、自由に正直に発言する場が、この夜の自由交流くらいになってしまっている。本来はこういう(バックラッシュがらみの)内容のワークショップが日中にあるべきだろうが、おそらくこれで応募したら通らないだろう。
などなど。

ワークショップも、客がよべる行政講座をどうしたら企画できるか系や、行政との協働系のものがいくつかあり、目立っていたような印象。「こうやって男性も男女共同参画センターの講座にくるように!」などと書いてあるワークショップ宣伝チラシが貼ってあったのを見ました。別に悪いことじゃないけれど、なんか本来の目的からなんかずれてきているような気がしないでもない。夜の集まりの際には、「講座名やチラシの中に、カタカナ言葉を使うと若い人がくる」といっていた、と聞きました。本当かあ!?

ヌエックのフォーラムの「官製」雰囲気がますます濃くなり、私が苦手とする雰囲気が濃くなったなあ、と正直、思いました。以前からそういうところはあったけれど、行政やそのまわりの人たちのためのイベント、って色合いが強まったような印象でした。やはり、ヌエックがワークショップのテーマを事前に絞り込んだことがマイナスになっていると思います。このために、メディア批判、教育現場、性教育やセクシュアリティ、マイノリティ関係、現在の政治的動きやバックラッシュがらみのワークショップが皆無という事態に陥ってしまった。これは重要な欠落だと思います。

せっかく行くなら、と、当日手持ちで持っていけそうな分量の『バックラッシュ!』本13冊を携えて、行商活動をしてきましたが、さしたる苦労もなく、めでたく完売!チラシも配ったので、注文がはいるといいなあ。

私が(途中からでしたが)参加した、女性ユニオンのワークショップの報告が市川房枝記念会の将来を語る会・ブログにありましたので、紹介します。ここで書かれているように、市川房枝記念会辞めた職員のかわりにボランティアを補充鵜していたこと、そして、今回も理事会はその方向にあるらしいことには、驚きあきれました。財団に資金はあるにもかかわらず、、です。女性の労働が評価されず、ただ働きになってしまうという差別的な構造を強化することを女性のための活動をするはずの団体がしているとは!本当にひどい状況だということがよくわかりました。

写真:空きスペースだらけの交流会呼びかけ用掲示板(去年はいっぱいで、空きスペースもなかったらしい)



東京到着

2006-08-24 09:39:31 | 日々の出来事、雑感
昨日、東京に着きました。

さすがに蒸しますねー。でも思ったよりぎらぎら太陽が照っている感じではなかったので、ちょっとだけ安心。

飛行機は、本当に液状のものが持ち込めないと相当うるさく言ってました。
ゲートで飲んでいた飲み物も捨ててから乗り込めとか、東京を乗り継ぎ地にしている人たちは、液状の免税品はこの飛行機の中では買うなとか。
で、スティック状の口紅とかリップバームはいいけれど、ジェル状のリップグロスは駄目だそうです。

エコノミークラスは、バスルームにもハンドローションとかもおいてないので、皮膚が乾燥してもそれを解決するための方策がまるでないのが辛い。。かしこい人たちは、飲み物系の持ち込みが駄目なので、ぶどうとかプラムなどの、ジューシーな系統の果物を機内に持ち込んで食べてました。

でも、シカゴでの荷物検査は待たされることもなく、案外すんなりいきました。この状況なので、皆さん手荷物を少なくしているためもあるかも。

税関も混んでいたりしたけれど(まだお盆休み帰国族が多いんでしょうね)、とくにトラブルもなく、なんとか無事つきましたです。


日本のパスメ[ト更新料はなぜ高いのだろう?

2006-08-21 00:14:06 | 日々の出来事、雑感
もうすぐ日本にいくので、パスメ[トを取り出して、ついでに有効期限も確認したりしているうちに、思い出した。日本のパスメ[トの更新料は高いのだ。

例えば、シカゴ領事館のサイトを見てみると、10年有効ので$140.18、IC旅券になると、値上がりして$150.00になるらしい。
http://www.chicago.us.emb-japan.go.jp/con_fee.html


別にこれは海外での発行だから高いわけではない。例えば東京都サイトのパスメ[ト発行に関する情報をみてみると、10年間有効で16,000円だ。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/commission/index.html

さて、同じく10年間の有効期限の、アメリカのパスメ[ト更新料はといえば,$67!
http://travel.state.gov/passport/get/fees/fees_837.html
(いちばん下のpassport renewalのところ参照)

このあまりに大きい値段の差は、いったいどうしてなのだろうか?
そして、他の国のパスメ[ト更新料って、どれくらいなんだろうな。

しかも、アメリカのパスメ[トはそのへんの郵便局で申請できたりするし、パーソナルチェックやクレジットカードで申請料を払うことができるようだ。それにひきかえ、日本は現金払い。
日本に住んでいる場合、現金で16000円くらい持って行くのは別に普通で、何て事はないかもしれない。でも、海外での更新の場合は、、。たとえば私が前回更新したデトロイト領事館は、デトロイトのダウンタウンにあるのだが、できれば150ドルもの現金を持ち歩きたくはなかったよ。。

ついでだが、領事館の窓口オープンが平日のみ、9時30分~4時で、昼休みが1時間しっかりはいるってのも、すんごく不便だ。

Dr. PepperとRoot Beer

2006-08-20 10:06:11 | 日々の出来事、雑感
今日はクルマのガソリンを入れて、car washもしたついでに、ガススタンドの横にあるマクドナルドのドライブスルーでクォーターパウンダーのミールを買った。で、ドリンクにはコカコーラを頼んだつもりだった。
そして、家に帰って、さて飲んでみたら、うわわわわ。Dr. Pepperじゃないか!
どうも間違えられたようだ。しかも、間違えるにしても最悪のチョイス。
だが、ドライブスルーで買った後すぐ確認しなかったし、今さらドリンクひとつのために文句つけにクルマ出すのも面唐ュさい。まあ仕方ないか、ということで、ちょっとは飲んだが、やっぱり全部は飲めない。。好きじゃないのよねー、Dr. Pepper。

アメリカに来て長いが、Dr. Pepperと、似たような味だが、輪をかけてすさまじい飲み物(だと私が思う)Root Beerだけはいまだに苦手だ。Root Beerに至っては、虫さされの薬「ムヒS」と同じ匂いがすると思う。ムヒSは食べたことはないが(当たり前か)、食べたらきっとルートビア味なのでは、と思うくらいだ。

でも、Root Beerって、アメリカ人にしてはノスタルジアを感じさせる系の飲み物でもあるようで、オールドファッションな感じのA&W(ファストフード屋)の名物飲みものだったりする。以前、ミシガンにいた頃、田舎町にある昔ながらの雰囲気の、クルマで乗り付けるA&Wにアメリカ人に連れて行かれ、巨大サイズのルートビアを「美味しいんだぞー」とはげしく勧められたときは、どうしようかと思った。が、そういう昔ながらのオーセンティックなところで飲めば、缶で売ってるのとは味が違う可能性も、、などと考え、血迷って頼んでしまったが、やっぱり味は同じだった。まあその頃は、アメリカンテイストにもある程度慣れていたので、まったく飲めないことはなかったが、やはり美味しいとは思えなかった。

シカゴのオヘア国際空港にはろくな食べ物屋がはいってないのだが、その中にA&Wがあって、やはりRoot Beerを出しているのを、一年ほど前だったかに見つけた。そこでバーガーを買ったので、一瞬数年ぶりに試してみようかなと思ったが、やはり勇気がなく、結局スプライトを頼んでしまった。

今日、何年かぶり(10年以上はたってる気がするな)にDr. Pepperを飲んでしまったが、やはりマズかったので、きっといまだにRoot Beerはマズく感じるのだろう。

いまだに3ドル超えで高すぎるガソリン値段の証拠写真を貼っておこう。(値段の看板がひとつ外れているけれど。)



『30年のシスターフッド』アメリカツアー報告会本日開催!

2006-08-19 00:02:46 | ノンジャンル
ついに本日、8月19日(土)世田谷らぷらすにてツアー報告会開催!

今年の2月、アメリカ東部、中西部の11カ所をまわった、ドキュメン
タリー映画『30年のシスターフッド:1970年代ウーマンリブの女
たち』アメリカツアーの報告ビデオ上映とお話の会です。
ふるってご参加ください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツアー報告ビデオ上映とお話

8月19日 PM6:30~9:00
世田谷男女共同推進センターらぷらす 研修室4
報告者:秋山洋子 瀬山紀子 山上千恵子 うららさとこ Shawn Fetty Lauren Kocher
参加費 無料(茶菓付きです)
問い合わせ先:sisterhoodjapan@gmail.com