ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

初のロデオ鑑賞体験

2010-04-12 14:19:00 | 日々の出来事、雑感
昨日の土曜、ついに初めて、ロデオを見に行ってきた。大学でやってる、Spring Rodeoというイベントで、モンタナ、ワイオミング地域にある大学いくつかによるリーグ戦の試合らしい。木曜から日曜まで春のロデオ週末ということで、前エントリでも紹介したように、キャンパスにある体育館前は動物だらけ。

これは、金曜時点での写真。
先日にくらべ、柵にかこまれている動物の種類が増えている。



またまた、なんかすごく「モンタナ」してる写真。皆さん、カウボーイハットをかぶっている。



馬はこんなすごい鞍をつけている。



さて、どうやら"short-go"というイベントが決勝らしく、それは土曜にあるということで、土曜にこの体育館に出かけ、ついにロデオを見てきたのだった。
そうロデオだと騒いでいる学生もいないようだし、きっとすいているんだろう、駐車場も楽勝だと思ってたら、、甘かった。実は駐車場混んでいて、場所見つけるのそれなりに大変。しかも、駐車場スペースは、クルマ用なのか、馬用なのか、クルマと馬が入り乱れてわけわからん状態。私も馬がいるすぐそばのスペースにクルマをとめることとなったのだった。そのへん馬糞だらけでもあり、非常に気を使いながら歩くこととなった。

会場にはいる。チケット代13ドル。私のは予約席ではない、安いほうの席。どこに座るのがロデオ的によい席なんだかさっぱりわからなかったが、結局案外混んでいたスタジアム、後ろのほうしかあいてなかったので、位置的には真ん中の後ろのほうの席をとった。しかし、会場の客もカウボーイハット族が多いことよ。アメリカ生活長いとはいえ、これだけカウボーイハットの人たちが多い中にはいったのは初めてだ。

ロデオの競技は、最初、スャ塔Tー紹介などが馬にのる人たちがもつ旗によって行われ、馬が走り回ったり等のオープニングセレモニーっぽいものから始まった。



司会者と、ロデオ・クラウンというピエロみたいな人のやりとりで、進行が行われていく。途中音楽が流れたりするのだが、カントリー音楽の割合がさすがに高い。そして、歌の場合、歌詞が「マッチョマン」連呼するものだったり「カウボーイ」なんとかいうものだったりするのが、ドン引きではあるけど、まあいかにもロデオの世界なんだろうな。カウボーイにしろカウガールにしろ、「勇気」ある、というのを司会がほめてるケースが目立った。

競技自体は様々な種目にわかれていた。最初に飛び跳ねる馬に乗る、馬の曲乗り風、たぶん「サドル・ブロンク・ライディング」といわれるもの(ベアバックのほうなのかよくわからん)が行われた。「ロデオ」といえば、これを連想するみたいな種目。この種目は、後に二度目の演技があって、平均点で競うらしかった。採点競技なのだけど、採点基準は私にはさっぱりわからない。ある程度長い時間乗って、馬が飛び跳ねてすごくなればなるほど点が高い印象はあった。

このほかにも、馬の上からロープを投げて動物を捕まえたり、その後でその動物をひっくり返して足をロープで一瞬のうちに結んだり、女性専用競技としてグランドにおかれたバレルのまわりをまわるように走ってスピードを競ったりする競技が。最初はルールわけわからなくても、数人分みているうちにだんだんわかってきた。男性用競技と女性用競技にわかれているというのも初めて知ったが、女性用は「危険度」が明らかに低いように思われた。



そして最後に、ハイライトらしいブルライディング。これはすごい。そして、あまりに危なそうで浮「。はねまくるブルに乗るのだけど、昨日は全員が振り落とされ、ノースコアで終わっていた。そして振り落とされた後、ブルの角でつかれる寸前みたいになったり踏まれそうになったりしてるし。なんたる危険な競技だ。

ブルライディングが終わると試合自体が終わり、というのは皆わかってるみたいで、最後の競技者が終わるやいなやすくっと立ち上がり、帰途へ。なぜか帰りにドアのところで、地元パン屋のパン一斤をお土産としてもらった。

初ロデオ体験だったが、予想外にエンターテイニングだった。動物大丈夫かしらと心配になったり、振り落とされた人間もよく怪我しないもんだと感心したり(でもいつ怪我してもおかしくないぞと思うけど。)そして、それより何より、あのロデオの「文化」ってのがあまりに強烈な「異文化」でもあり、ローカル色も強いし、人類学的にとても興味がわいてしまう。そして、これぞアメリカの保守の人たちが多く集う環境でもあるんだよな。この試合にでてる人たちはいったいどのようにしてロデオ選手になっていったんだろうかとも思う。あの人たちは将来プロロデオ選手を目指しているんだろうか。あるいは、けっこうエンジニアリング専攻という人がいたようだけれど、将来はエンジニアだったりするのか。そして、選手は白人ばかりかと思いきや、ネイティブアメリカンの選手もいたようだった。

今まで私が住んだほかの地域だと「古き良きアメリカ」的なものを味わうスメ[ツといえば野球、みたいな印象だったのだけれど、野球的な「古き良きアメリカ」像とはこれまた違う種類の、西部的「アメリカ」を味わう場なんだろな、ロデオ。今回のは大学生の試合だったけれど、プロの試合というのを一度見にいってみたくなった。

(ブルライディング動画をアップしようかと思ったが、なんか重くていつまでたってもデータがアップされない。ということでとりあえず今はあきらめることにする。そのうち気が向いたらアップするかも。)

カレッジ・ロデオの週末

2010-04-08 13:12:00 | 日々の出来事、雑感
私の大学で、今週末にカレッジ・ロデオの試合が行われるようだ。毎年この時期になると、いきなり普段バスケの試合などに使われている体育館がロデオ会場用に準備される。そのため、土を運んでひいたりしているようで、体育館が私が普段車とめている駐車場の目の前にあるため、駐車場も土だらけ、今は雪まじりなので泥だらけになったりして、大変だ。そして、会場準備がほぼ終わったようである今日になって、動物さんたちがお出ましになった。
そんなロデオ準備状況の写真を数枚アップ。

これが会場体育館。馬にのってるロデオ選手らしき人が見える。



体育館の入り口がロデオ用にこんなふうに改装に。下には土がしきつめられた。



いかにも「モンタナ!」という写真なので載せた。しかしこれが大学キャンパスの光景とは。



きっとロデオに出るんだろうと思われるんだが、妙にかわいらしかった。カメラむけても全然気にせずおとなしいし。



iPadが届いた!

2010-04-04 13:37:00 | パソコン・インターネット
とりあえず記念写真を掲載。



UPSの配送情報をみたら、今朝、早朝の段階でまだコロラドにいたiPad。これは今日中には届かないのではと危惧していたが、なんと昼過ぎ頃に届いたのだった。

今日の午後は同期したり(その前に、iTunesのアップデートにけっこう時間かかってしまったが)、いじったり、アプリをダウンロードしたりして遊んでいた。

タッチスクリーンは本当にさくさく動いてくれるし、さすが画面がiPod Touchより大きいこともあって、見やすい!Keynoteもすごくきれいだし、iBookの本もくっきりはっきり。画面が明るいから、飛行機の中などの暗いところで読む場合は、印刷物の本より読み易いのかもしれないなと思った。
そして、画面にあらわれるキーボードも案外うちやすいのにびっくり。

短期間で出かけるとき、MacBookを持ち歩くのがなかなか重かったのだが、これで楽になりそうなのがなんといっても嬉しいことだ。

ふたたび予定外のデンバー泊顛末

2010-04-04 13:17:00 | 日々の出来事、雑感
月末にフィラデルフィアでの学会に出かけたり、その後原稿締め切りに追われてみたりして、なかなかブログが更新できていなかった。まだ原稿終わってないが、逃避活動モードにはいっているのでちょこっと更新。

フィラデルフィアから坊主マンへの帰り、飛行機チケット、安いのをとったせいで変則的な組み合わせになっており、フィラデルフィア~デンバー間がフロンティア航空、デンバー~坊主マンがユナイテッドの便だった。そして、フィラデルフィアから出発するフロンティアの便が遅れ、、飛行機の中で、到着遅れるから乗り継ぎの人は先に降りるように、などのアナウンスを繰り返ししていた。しかし、そのアナウンスはフロンティア便どうしの乗り継ぎのことばかりで、私のようにユナイテッドのターミナルまで行かなくてはいけないケースは想定されていない。(まあ当然なんだが。)結局、すごいギリギリの時間に到着。フロンティアの乗り継ぎの人たちは、ゲート移動の車が待ってたりしてそれに乗って行ったが、私はそうはいかない。それ以前に、ユナイテッドのターミナルにはどうやって行ったらいいんだ!? 考えてみれば、私はデンバー空港、ユナイテッドの乗り継ぎでしか使った事がなかったのだった。

焦って走っている私をみて、フロンティアのゲート移動車の人が、「乗り継ぎなのかい?」と聞いてきてくれたが、「いや、ユナイテッドなのよ」というと、「それは下におりて電車に乗るんだ!」という。ああ、そうか、電車か。その「下におりる」というのが、どこにエスカレーターがあるのかわからず、一瞬うろうろ。やっとみつかり、ターミナル移動電車乗り場へ。でもすぐ来るわけでもなく、、来た電車に乗って、ユナイテッドのターミナルへ。これで、普通のゲートだったら間に合ったかもしれない。ああでも、坊主マン行きは、そこから小さい飛行機用のターミナルまでまた盛大に距離があったのだった。

ゲート情報が書いてあるスクリーンを確認し、まだ出発してないということで走る、走る。しかし、大きい飛行機用ターミナルをもうすぐ抜けるという頃にあったスクリーンには、無情にも搭乗終了と書かれていたのだった。バカみたいに走ってきたが、あきらめてそこから歩く。ユナイテッドの人に聞いたら、小さい飛行機ターミナルのほうにカスタマーサービスがあるからそこに行け、というので、また小さい飛行機ターミナルまで歩いていった。覚悟していたが、やはりデンバー一泊ということがわかったのだった。

遅延がフロンティア原因で、フロンティアは何が原因で遅れたか言ってくれなかったからわからない、とユナイテッドの人にいったら、「じゃあもしかしたらホテルとか出してくれるかもしれないから、フロンティアのカウンターにいってまだ職員がいるようだったら聞いてみたら」といわれたので、また盛大に歩いてフロンティアのチェックインカウンターへ。原因がいまいちデンバー職員の人もわからないようだったが、ホテル代と夕食クーャ刀iもう時間遅いから食べなかったけど)、あと、200ドル分のフロンティア航空バウチャーをくれた。対応はけっこうナイスだった。

そして、フロンティア指定のエアメ[トホテルへ。2年ほど前に、日本にいった際にやはり同じようにデンバーでスタックしたことがあったが、その時に泊まったやたら空港からエアメ[トホテルのくせに遠いホテル(しかもあのときは、ユナイテッドさんが実は本来のホテルとは違うホテルに誘導してくれたというおまけつき)の手前にある、ルネッサンスホテル。しかしデンバー空港って、なんでこうもエアメ[トホテルが遠いんだろう、と不満ではあるが、仕方ない。ホテル自体はまあまあなホテルで、改装を比較的最近したのか、デザイナーズ調のインテリアであった。

で、たのしく(?)デンバーエアメ[トホテルに一泊し、翌朝デンバー空港へ。今度は無事坊主マンに帰って来れたのだった。

しかし、このデンバー泊パターン、だいぶ慣れてきてしまって、「ああ、またか」という状態になっているのが何といえばいいのか。こういう事態の発生も念頭に、着替えなどもばっちり余分に用意していたので、あまりに完璧な準備ぶりだったともいえるのよね。。

ちなみにフロンティアは安いチケットをだす航空会社。今回初めて乗ってみたが、個人用テレビスクリーンがあって、クレジットカードを使って有料でテレビをみさせる、というシステムだった。わざわざお金払ってまでテレビみるのか、、と思う私のようなケチな人は、しばらく宣伝広告みたいなものを否応無しに見させられる(目の前にあるから、起きてるとどうしても目にはいってくる)という状態。普段つかうユナイテッドとかノースウェスト(デルタ)とかが無料で映画やってたりするのは、贅沢ということだったのね、、と初めてわかったのだった。



「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考える」集会のご案内

2010-04-03 21:43:00 | イベント案内

6月6日に開く集会のご案内です。

ユニオンWANの遠藤さん、カサイさんに講師としていらしていただき、WANをめぐる争議についてお話を伺いながら、非営利団体や市民運動における雇用、無償・ボランティア労働問題を考えようという趣獅ナす。

ぜひご参加ください。

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「非営利団体や市民運動における雇用や無償・ボランティア労働を考える~ユニオンWANの事例から」

講師:遠藤礼子さん、カサイさん(ユニオンWAN)

日時:6月6日(日曜)13-17時

場所:女性と仕事の未来館 第一セミナー室

(JR田町駅三田口(西口)から徒歩3分/地下鉄(都営浅草線、都営三田線)三田駅 A1出口から徒歩1分

http://www.miraikan.go.jp/access/index.html

問い合わせ先:斉藤 (suzuransakuraあっとまーくgmail.com)