もうすぐオリンピックだそうで、関連ニュースなんかもしょっちゅう見るようになってきました。運動音痴だけれど、観戦はけっこう好きな私。でも今回は引っ越しと重なるから、テレビ観戦もあまりできないで終わってしまうかも。
以前、ちょうどギリシャ・エジプト旅行をした際にオリンピック時期で、やたらとフィールドホッケーとヨットばかりテレビでやっていたこともありました。ヨットってテレビで見ても、何が起きているんだかさっぱりわからなかった。
今日のYahoo Japanにアメリカの競泳代表チームについてのニュースがあります。この中で注目されている、マイケル・フェルプス君という選手、９月からミシガン大学の新入生になるらしい！
（参考）有名な選手が入ってくるのねえ。在校生が競泳で多く出ているほか、卒業生などがボート、トライアスロン、陸上などで出る模様です。何気にオリンピック報道を見ていて、アメリカ人でも外国人でもメダリストが実は「ミシガン大学の学生」だったことをテレビで初めて知る、というのは今までもよくあったのですが、今回も注目かもね。
その他、日本関連だと、女子サッカーチームに私的には頑張ってほしいかな。もうひとりの「白人先生の後輩」にあたる、元ミシガン大学人類学だった友人が「日本女子サッカー」で博論を書いて、その友人のおかげで日本女子サッカーについてたくさん話を聞いてきたのでした。実業団チームがどんどんつぶれて、存亡の危機だったLリーグ、そして男子サッカーの選手の一人の年俸分で、女子サッカーリーグ全体が救えてしまう話とか、本当に経済的に大変な中、働きながらの練習をしているとか。長い間、苦労続きだったのだろうけど、ようやくマスコミにも注目されるようになってきたみたいで、よかったなあと思います。今回の代表選手のお一人には以前お目にかかったことも実はあるので、ますます頑張ってほしい！
しかし、「なでしこジャパン」なる女子サッカーチームの愛称とやらは、何とかならないもんなんでしょうかねえ。「バニーズ」「ドリームレディーズ」とか何とかいうLリーグチームの名称も、なんだかなあ。なんでチーム名称にまで、女性チームだとジェンダーステレオタイプ的な意味あいをこんなに入れてくることになっちゃうんでしょうか。
オリンピックという場で発揚されてしまうナショナリズムにはいつも辟易ではあるのですが。日本もひどいけど、アメリカのテレビ放送も相当ひどい。以前の冬期オリンピックフィギュアスケートペア問題のときの、カナダのテレビもかなりひどいものでした。国別対抗フォーマットではない、別のフォーマットにしていかれないものなのだろうか。実際、ヨーロッパなどでは国籍変更する選手たちも多くいるし、どんどんこのフォーマットが機能しなくなってきている気もします。
（つけたし）女子サッカーチーム、初戦勝ったというニュースを先ほどウェブで見ました。もう始まっていたとは知らなかった。オリンピック初勝利だそうで、選手は嬉しいでしょうねえ。よかったね。
