木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今は晴れていますが、散歩時には薄雲が広がり、

昨晩、仁科峠から見えた満月は見えませんでした。

気温は23℃、今月のロード練習が始まりました。

Tour de Franceが開催中ですが、フランス国内では人種差別に抗議する

デモが広がっており、ちょっと心配です。

さて、昨日は久々の工房、錆び錆びの定盤の錆を落として、横切り盤を使います。

この天然砥石のカンナ台を短くします。

そして、昇降盤を使って、台を薄くします。

先週研いだカンナ源利彦まあまあの切れです。

土曜日に失敗した金輪継ぎの木材を砥石台として再利用します。

5㎜ほど彫り込んで、砥石をはめます。

トリマーで一定の深さに穴を開けて、ノミで削っていこうというワケですが、

結局割れてしまい、この材は廃棄になりました。

めげずに再挑戦、今度はボール盤を使って、深さを揃えます。

トリマーよりボール盤の方が具合がいいです。

最後はノミで墨線まできれいに整えます。

ハマるか確認したら、仕上げのカンナをかけて、面を取ります。

バンドソーで砥石台の一部をすきます。

これの方が安定感がよく、軽く使い易いし、粋でしょう。

工房を片付けて、山荘に戻ったのは1時近くでした。

お昼はやっぱりマルちゃんの焼きそばと野菜スープです。

午前中に掘った砥石台に接着剤を塗布して

クランプで圧着します。

工房からグラインダーを持ってきました。

カンナの「耳」を落とすためです。

午後は山荘の厨房を研ぎ場に、刃物研ぎ、まずはカンナの裏押しです。

これが午前中に台を短く、薄くした天然砥石です。

長い厚い台だと、私の自作の砥石固定ジグにのらないからです。

多分、私の持っている砥石の中で最上級だと思います。

刃を研いだら、

台直しカンナでカンナ台も調整します。

最後は台にも椿油を塗って、タオルで養生します。

これでいつでも切れ切れのカンナを使えます。(はずです。)

際カンナや

中カンナなど、計5丁のカンナを研ぐ頃5時の時報が鳴りました。

片付け終えたのは5時半でした。

予定の金輪継ぎのリベンジまでは行きませんでしたが、

朝から晩まで木工三昧、暑さもそこそこでいい一日でした。

でも、来週は草刈りボランティアを期待されているような気がします。

それでは今週も元気に行きましょう。

 



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