木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

けっこう雨の降る中の夜明け前の散歩、

気温は25℃、雨がぬるま湯のシャワーのように感じました。

さて、昨日は柱と土台の刻みの最後の仕上げです。

新しく添える柱を既存の柱とつなぐために、ドリルで穴を開けます。

ほぞとほぞ穴の収まりをもう一度確認します。

緩からず、きつからず、新築と違いリノベではいろいろと制約があり、

力任せに叩き込んで収めることができません。

訓練校で学んだのは、残り5分(15㎜)まで、スムースに収まることです。

ジャッキで既存の桁を上げて、新しい柱がものの見事に既存の桁に納まりました。

達成感が得られた瞬間です。

こんなに順調に行くとは、技能の習得が実感できます。

きれいに収まった垂直を水準器で確認しながらクランプで固定し

補助金具を付けていきます。

目に見えて安定感が増し、補強という言葉が実感できます。

お昼はソーメンでも良かったですが、遠州ポーク利用促進委員会から

「豚肉使ってよ!」と要請が入ったので、モヤシとさっと煮てにゅうめんにしました。

おなじソーメン1把でも随分と満足感が違います。

昼食が済んだら、午睡をカットして、コメリまで先端が四角のビットを買いに行きます。

往復1時間、この辺が山暮らしの不便な点ですが、

いつも思います、「コメリがなければ、この家は建ちません。」

こちらの柱は桁も梁も載っているで、すげ変えられないので、

柱を添えて、ボルトで連結します。

柱が立てば、あとは難しい作業はありません。

中柱を入れて、耐力壁を構築します。

難しくはないのですが、指定の間隔で合板に墨をして、

指定のビスで頭が沈まないように止めしていくのは、時間がかかります。

甲子園に雨が降り出し、快進撃を続けていた大社高校の敗退が決まった頃

ようやく2枚の壁ができました。

それでは今日も元気に行きましょう。



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