木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

春の陽気から戻って今朝の気温は5℃、冬装備で練習に出ました。

ただ、コースの所々で、花の姿も名前も分からないのだけど、

甘い蜜の匂いがしました。

さて、一月前にステンレス鋼のグレステンの包丁(画像上)をヤフオクで落札しました。

それまではステンレスの包丁は「成平(なりひら)」(画像下)1本でした。

ステンレス包丁に対する私の認識は、一般的にいわれるように

錆びなくて便利だけど鋼に比べて切れ味が落ちるのは仕方ない。

(包丁に興味のある方は、こちらをご覧ください。)

だから、切れ味が一番よく分かるキャベツの千切りは鋼の包丁に委ねていました。

グレステンは、ステンレスでも良く切れると評判があるので、

落札してから、あれこれと工夫を重ねてキャベツが切れるようになりました。

一番のポイントは荒砥石であるダイヤモンド砥石

「かえり」がはっきり出るまで研ぐことでした。

それなら、成平でもちゃんと砥げば、キャベツが切れるんじゃない。

やってみたら、キャベツ上で刃が滑ることなくちゃんと切れました。

このサラダ全部を鋼の牛刀や菜切り包丁を使わず、成平1本で行けました。

私の「ステンレスは切れない」の思い込みが、

私の研ぎの技術の進化の妨げになっていたのです。

ステンレスだって本気で研げば、ちゃんと砥げるのです。

こちらの昨晩のサラダも成平1本で刻みました。

夕食の麻婆豆腐の

ニンニク、ショウガ、白ネギ、豆鼓などの細かい刻みはホントは

この後出てくるペティナイフでやった方が楽ですが、これも成平でやりました。

包丁が切れると料理はより楽しいです。

皆さんにもありませんか?

思い込みや決めつけがあなたの行動にブレーキをかけていることが?

もしかして「もう歳だから」思い込みや言い訳があなたの進化を邪魔しているかもしれません。

鋼はステンレスより切れる、これは定説で真実です。

ならば、ステンレスでこれだけ切れるなら、鋼の包丁はもっと、もっと切れるはず。

きっと私の包丁の研ぎの技術は少しだけ進歩するでしょう。

興味、関心の種はまだまだ尽きないのです。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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