木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




おはようございます。
久しぶりのいい天気、強い風の吹く寒い朝です。
4日ぶりのロングコースのランニングは
上下ジャージで走ります。
暖まりたいのか、ペースが上がり、44分台です。
ヤッター!!

さて、今日はむつかしいとされるカンナのコツを教えましょう。
それはーーー良く研ぐーーーことです。
言うは易く行うは難し。
私は躊躇せず

「グリンテック」という冶具を使います。
後ろの小汚いノートにはセッティングの角度を記録してあります。
砥石とカンナ刃が

ぴったりと合います。
今までは最初から最後までこの冶具に頼っていましたが、
刃先が砥げるまで時間がかかります。
今回、開眼したと大げさに言っているのは

前半は手で砥ぐことにしたことです。
これが大幅にスピードアップに貢献し
刃物砥ぎも楽しくなります。
趣味ですから楽しくなければ。
そして最後は冶具で

正確に刃先を研磨します。
ちなみに写真では黄色の砥石しか写っていませんが、
砥石は3種類使います。
人工の中砥石(白)、人工の中砥石(黄)、最後に天然砥石。
天然砥石で仕上げをしたら、同じ砥石で
刃の裏側をしっかり平面に砥ぎます。
いくら表がうまくとがっても裏がまっすぐになっていないと
カンナの切れは期待できません。

六丁のカンナが砥ぎあげられました。
次は台直しです。
それはまた後日ということにしましょう。

それでは事故に気を付けて行ってきます。

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