 
今朝は風もないのに顔が痛いほど冷たかったです。
田んぼのあぜ道の流れのない小川も凍っていました。
かれこれ、十日ぶりに工房へ向かいました。
伊豆から持って帰ってきた棚板を再加工して
抽斗の化粧板に使おうと思います。
ただ、古材の加工はある種のギャンブルです。
それは釘がどこに隠れているか分からないからです。
解体の時に、そして水洗いの時に気がついたものは
釘抜きやペンチで抜いていますが、
古いだけに釘の頭が飛んでいるものもあります。
また、表面は錆びてなくなっても木材の内部には
空気に触れず残っているような釘もあります。
そんなものを電動工具にかければ、刃物が欠けます。
そうなると刃物が使い物にならなくなり
数万円がとんでしまいます。
金属探知器を使ってみましたが、何年も使わなかったため
ただ点滅を繰り返しているだけでどうも信用できません。
だから、頼りになるのは自分の目だけになりました。
確認をしたら「えい、なるようになれ」と半ば開き直り
「目をつぶり」(あくまでもものの例えです)
機械に通します。
横切り盤もプレナーもいずれもセーフでした。
今回は賭けに勝ちましたが、そんな幸運が
いつまでも続くとは限りません。
次回は金属探知器の電池を入れ替え
それを頼りにもう少し危険度を
低めてから取り組もうと思います。
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