安部龍太郎の『神々に告ぐ』上・下を読んだ。「戦国秘譚」と副題が付けられている。足利幕府の末期、世は下剋上の時代。時の将軍は足利義輝である。かの剣豪将軍だ。朽木谷に流彷生活を送る将軍を都に戻すために、関白・近衛正嗣が苦闘する。先帝に対する怨念を持つ内親王などが登場し、摩訶不思議な世界が展開する。史実を交えながら怪しげな世界を描く。意外と面白かったのである。
レンタルDVDで映画『日本沈没』を鑑賞した。1973年公開の森谷司郎監督作品、特撮監督は中野明慶。原作は小松左京のSF小説『日本沈没』。残念ながら公開時には鑑賞できていない。後に、大野の映画館で鑑賞しようとしたが、音が悪くてよくわからなかった。『日本沈没』は2006年にも映画化されている。先日、小松左京原作の『復活の日』を鑑賞して、是是非『日本沈没』を観たいと思っていた。まず、1973年のものを鑑賞。あの時代にしては、新しいことも随分取り入れられている感じがした。新幹線がもっとも古いタイプなのに、思わず笑ってしまった。2017年の現代に起こっていることは、まだあの時代では予想できなかったのだろうと思う。
3月8日。おはようがんす。昨日は、洋野町の宣伝カーの看板を取り換えるために滝沢市まで行く。野党共闘の推進を強調した看板にかえてきた。解散・総選挙を遺棄した仕様だ。モリトモ問題をはじめ、安倍政権の行きづまりが顕著になってきている。そういう意味でも、夏の東京都議選は一層重要な意味を持ってきた。自公に退場の審判を下すことがどうしても必要だと思う。同時に、小池支持グループだけが伸びたのでは、都民ファーストの都政は進まない。豊洲にしても当初から疑問を投げかけ、豊洲への移転に反対してきたの共産党だけなのだから、ここは共産党にさらに議席を伸ばしてもらいたいものだ。東京で自民党が敗れれば、安倍政権の破たんは一層加速するのではないだろうか。
今日は3月議会の一般質問の日なので、連れ合いは弁当を作るためにいつもより品数を増やして朝食を準備。実は、スペースの都合で写真に写っていない料理がまだ2品ある。なかなか気合が入っておる。