DVDで映画『生きる』を鑑賞。1952年公開の黒澤明監督作品。市役所の市民課長(志村喬)は、すっかりやる気をなくして毎日書類の山にハンコを押す日々を送っている。異の調子が悪く検査を受けると、医師は軽い胃潰瘍というが、胃がんで余命はいくばくも無いと考える。市役所を辞めて工場勤めを始めた部下に出会い、何日か過ごすうちに「あなたも何か作ってみたら」といわれ、まだ何かできることがあると思い、市民から寄せられた下水のたまりを小公園にすることに取り組む。つくられた時代が時代だけに、まだ胃癌が不治の病であったり、役所のたらいまわし体質であったり、現代の様子と違うものもあるが、人間の生きる姿を描いた秀作である。
3月28日。おはようがんす。昨日は雨の中、車庫の屋根裏に格納されていたハウス用鉄材を切断して、町内の産廃業者に売却した。全部で1,292円だった。これまでも、「ハセ」小屋の屋根と外壁に使われていた波板トタンなどを処分してきた。実は、久慈広域の処分場に運び込んだ際、「これは産廃なので家では引き取れない」というの、町内の業者に問い合わせたところ「鉄くず」として買い取るというので持って行った。わが家でもかつてハウスを使ったようだが、やらなくなって車庫の屋根裏にしまってあった。いつまでも放置できないので、処理する機会をねらっていたのだが、無事に終えてホッとしている。
今朝のお魚はババガレイの干物。やはり「市日」の日に買っておいたものだそうだ。しかし、カレイは干物にした方が断然美味しいのはなぜだろう?