今日も田んぼ周辺の邪魔になる樹木の伐採に出かけた。伐り倒すこと自体はたいした手間はかからないが、倒した木の枝の処理にかなりの労力を使う。それでも午前中で、ほぼ目的を達成し終了した。この作業中、ウグイスの初鳴きを聞いた。私の家の田んぼは山と山に挟まれたいわゆる「谷地田」で、水源は湧水をためたため池と、細い流れの川に頼っている。どちらも水温が低いので、ため池から引いた水は1回貯水して温めたうえで田んぼに入れる。川から塩ビパイプで引いた水はできるだけ長い水路を通して田んぼに入れているが、それでも水口は生育が遅れるのである。自然豊かといえばそうなのだが、自然の厳しさと向かい合っての米づくりなのだ。この田んぼでの作業中、ウグイスの声は癒しになるが、夏の盛りもこの場所で繁殖するらしく鳴きつづけるので、少しイライラしてくる。当然、抱卵をねらうホトトギスやカッコウもやってくるので、なかなか生存競争は厳しいと思う。
はようがんす。昨日は、田んぼの周辺の邪魔な木の伐採をおこなった。その時、わが家専用のため池が雪解け水で増水し、1番上の田に流れ込んでいるのを発見した。今日は、その流れを変え、いったん田んぼを乾かさないとならない。水が入ったままでは元肥の散布が出来ないし、春お越しもできないことになってしまう。春起こしを連休の最初の頃(4月末)と考えると、あと2週間で乾くかどうかいささか不安。今年の大雪の影響はこんなところにも出ているのである。
土曜日はいつものように妻が「しんぶn赤旗」の配達(日刊紙、日曜版)に出かけるので、私の「山賊食堂」を開店する。とはいってもいつものように、ポテトサラダをつくり、パスタはペペロンチーノにし、ホウレンソウを湯がいて海苔を刻んでのせ、シマホッケを焼いた位だ。味噌汁はジャガイモ、タマネギ、ワカメ、豆腐にした。とにかく、昨年のジャガイモがたくさん残っているので、ありとあらゆる方法で消化しないとならない。一昨年のジャガイモを妻は凍みらせダメにしたので、去年は少し作りすぎたのである。わが家は4人だが、義父は極端に食欲が落ち、実質3人なのだから「今年は植え付けを加減しないと」と妻は言っている。ごもっとも!