3月も後半、今日は春の彼岸であり春分の日でもある。3月初めにあれだけあった雪も一気に解け、間もなく芽吹きの季節を迎える。大野の道の駅にある産直で、バッケ味噌が出品されていたので購入してみた。表の札には「ふきのとう味噌」と書いてある。何ということだろうか?関東からでも来る人をあてにして標準語で書いたのであろうかと思うが、やはりこの地域では「フキノトウ」は「バッケ」でなければならない。わが家の田んぼの周辺のバッケまだ芽を出していないと思うが、あのほろ苦い味は岩手の春の味と言わなければならない。雪をどけて何個か掘り出して、てんぷらにしたり、沢山取れればバッケ味噌も良いかもしれない。