中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

朝のバロック

2009-01-19 10:04:14 | 音楽
 二日間の山響定期が終わりました。さすがに疲れて今朝は整体へ。

 一時間の治療中は、クラシック音楽をかけてくれます。あまりオーケストラは聴く気になれないので、それ以外のものをお願いする事が多いです。オーケストラでの疲れをとりに来ているわけですからね。

 先生が持っているレコードはあらかた聴かせてもらいました。LPも良いもんですね。フォーレの歌曲全集なんかもあって、自分にとって贅沢な時間です。普段は勉強のために聴く事はあっても、音楽本来の「豊かなひととき」を過ごすために録音を聴くことはほとんどありませんから。

 演奏もLPの時代のものは最近のよりも、なんとなく落ち着きます。初期の体験はいつまでも身体に残っているものですね。もっと上の世代の方だったら、「やっぱりSPでエルマンを聴くと、落ち着くのう…」(そこまでは歳いってないか)、と感じるんだと思います。

 先生のコレクションはほぼ聴いたので(僕は何度繰り返してもらっても構わないのですが)、最近は「聴きたいCDを持って来て下さい」と言われています。

 という事で、今朝の選曲はバッハの「フランス組曲」をコープマンのチェンバロで。音圧から解放されて、身も心も疲れがとれました。

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