ベトナム戦争というと、
若い人は知らないだろうが、
ちょうど大地一人が、
思春期のころの戦争で、
今でも、よく覚えている。
ベトコンという名前はもちろんのこと、
グエン・カオキとかグエン・バンチューなどの名前は、
よく記憶に残っている。
主として、アメリカと北ベトナムが戦ったが、
バックには、ソ連、中国がいた。
そして南ベトナムの中のベトコン(南ベトナム解放民族戦線)も、
アメリカと戦った。
韓国軍は、アメリカの要求を受けて、
参戦(1964年~1973年)した。
朴正煕政権(パククネの父親で、日本名・高木正雄)が、
かなりの世論の反対を押さえて決断したものだった。
派兵数は、
米軍以外では最大規模の延べ30万人以上だった。
そればかりか、
ベトナム特需を当てにした民間人も
相当数(2万人とも)、ベトナムに入国している。
このときの兵士および出稼ぎ民間人による本国への送金は、
年に1億2千万ドル。
1969年の韓国の外貨収入の2割に達した。
これは日韓基本条約による資金援助と合わせて、
いわゆる「漢江の奇跡」の基礎となった。
ここで韓国軍は、
罪なき無抵抗な女、子供、老人を殺しまくった。
(一説には30万人とも言われるが、正確な数はわからない。
ネットでは、その虐殺数は、
「韓国の雑誌によれば、少なくとも9000人以上」とある。
ただしベトナム戦争で約5000人の韓国人が死んでいることも
確かな事実だが、問題は「韓国軍が、ベトナム民間人を殺しまくったこと」だ)
要するに「農村無人化作戦」で、
村民を殺しまくったのである。
狙いは、ゲリラがいるかも・・・という理由だ。
村人には、事前通告をする・・・という建前であったが、
実際には、「それはなかった」という証言もある。
そもそも虐殺というのは、残酷だが、
韓国軍の残虐さは、とくに酸鼻を極めた・・・と言われている。
射殺や手榴弾を投げつける・・・
一か所に集め、機関銃を乱射・・・・は、普通であるが、
韓国軍の場合は・・・
子供たちの頭や首を切り落とした。
子供たちの手足を切断したあと、火に投げ込んだ。
無数の女性を強姦し殺害した。
トンネル内に追い詰めた村人を毒ガスで殺した。
妊婦の腹から胎児が飛び出すまで軍靴で踏みつけた。
・・・・などの証言内容が、韓国の雑誌などで
次々と、報告されている。
また韓国軍の強姦も、
ものすごい数が存在したというのは明らかである。
実際、軍法会議にかけられた兵士のケースが頻発している。
そして慰安婦問題である。
「韓国軍や韓国の民間人は、
戦争難民のベトナム人女性を『売春婦』に仕立てた。
これは事実上の強制連行と言える」
(戦争ジャーナリスト、井川一久)
実際、当時の南ベトナムのさまざまな場所に、
韓国人経営の性的な慰安所があったし、
戦闘地にも軍人専用のものがあった。
また韓国人男性とベトナム人女性の混血児である『ライダイハン』は
1万以上と言われる。
(この数には諸説ある。『釜山日報』では3万人となっている)
(またアメリカ兵とベトナム女性との間の私生児アメラジアンも1万以上と言われる)
(なおライダイハンはライタイハンとも呼ばれる)
ところで、太平洋戦争中の日本軍は、
私生児を作っただろうか?
そういう話は、ほとんど聞いたことがない。
しかも当時の日本は、
東南アジア(とくにビルマ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア)に
広く駐留していたのに・・・である。
東南アジア人からは
今でも感謝されている。
(とくにマレーシア、インドネシア)
これすべて、東南アジアにおける日本軍のモラルが高く、
同時に、一部の性欲過剰な兵士への対策として、
慰安婦施設があったからである。
在ベトナムにおける韓国軍の真実は、
韓国国内で長い間、封印されていた。
ところが1990年代後半になってやっと、
韓国の市民団体などが調査して顕在化した。
1999年、韓国の週刊誌『ハンギョレ21』は、
韓国軍のベトナム戦当時の虐殺事件について
記事を掲載したのだ(5月6日号)。
また2000年、アメリカの最も有名な週刊誌『Newsweek』が
「暴かれた英雄の犯罪」と題して、
この虐殺問題を取り上げたのだ(2000年4月21日号)。
この中で、『Newsweek』は7ページにわたって、
「今、8000人以上の民間人を殺した韓国軍の虐殺行為の数々が、
明らかにされつつある」
と、述べている。
たしかに、現在、韓国には、
アメリカ軍が散布した、
枯葉剤の後遺症で苦しんでいる退役軍人もいることも確かだ。
また韓国にも、倫理的に立派な兵士も、多数いただろう。
必要な任務と思い、命を犠牲にして、戦った兵士も、多数いただろう。
しかし、そういうことを考慮しても、
その残酷さは、あまりにもあまりにもひどい!
そして、この問題について、
韓国政府はいまだ正式に調査を行っていない。
ただ2001年に金大中大統領(当時)が
ベトナムを訪問したときに、
「不本意ながらもベトナム国民に苦痛を与えたことを申し訳なく思う」
と謝罪した。
ところが!
当時野党のハンナラ党副総裁パククネは、
「金大統領の歴史認識を憂慮している。
彼の言うことは、参戦勇士の名誉を傷つけるものだ」
と金大中にかみついた。
またパククネは大統領になってから
ベトナムを訪問しても、
一切、自国兵の罪を謝罪していない。
総合的に見て、
この女は、本当に気が狂っている・・・と思う。
あらゆる専門家が調査しても、
(その中には、ソウル大の名誉教授もいる)
ありもしない日本軍の慰安婦不問題を、
気が違ったように、
世界に言いふらしている。
バカバカしくて話にならない。
ちなみに韓国の歴史教科書には、
ベトナム戦争の記述は、ほとんどない。
中学生向けの国定教科書に記されているのは
「韓国軍はかつて、共産侵略を受けているベトナムを
支援するために派兵した」
の1行程度だ。
冷静に客観的に見ても、
在ベトナムにおける韓国軍は、
日本軍の何百倍の悪行を働いている。
確かに、ベトナムでは、
アメリカ兵も、かなり残酷なことをしている。
ただ全体として見ると、
韓国兵士だって、自分の命を犠牲にして戦ったことは前提としているが、
慰安婦問題に関して、
韓国軍は、最低でも日本軍の100倍以上の悪行を働いた・・・
それが正しい評価ではないだろうか?・・・と俺は思う。
そしてまた、
韓国軍による、
ベトナム女性の大悲劇を考えるとき、
太平洋戦争時の日本軍の慰安婦の存在は、
本当に必要だったと言える・・・
と俺は断じたい。
当時の慰安婦たちの献身的犠牲のおかげで、
東南アジアの日本軍からは、
ライタイハンのような私生児は、
生まれなかったのである。
そして、この文章を書かせているのは、
ベトナム戦争で、韓国人により地獄を味わった
ベトナムの方たちの霊魂なのだ!
読者たちも注意してくれ!
死者は霊魂となって、
今も生きているのだ!!!