大地一人の子供の頃(昭和30年、40年代)、
子供たちは、
よその家に入り、
ゴハンを食べたり、
TVを見たりした。
この前、数えてみると、
近所の家20軒くらいは、
ほぼすべての家に入って遊んでいた。
話、変わって、
大地一人の20歳ころ、
東京杉並の近所の少女たちは、
大地一人のアパートに遊びに来ることがあった。
千葉県に引っ越してからも、
少女や少年が
遊びに来た。
少女たちは、
いつも積極的にスキンシップを求めてきた。
(もちろん性的な意味はなく、
純粋なスキンシップだ)
大地一人に、突然、抱きついてきたりした。
そういう自分自身の体験と、
その他、同年代の女性の話を聞くと、
少女たちはいつも「やさしいお兄さん」や
「やさしい小父さん」を常に求めていて、
「思いっきり甘えたい!」という強い欲求があることは、
間違いないと思っている。
これ、少女たちにとって、
極めて自然な感情だろう。
にも関わらず、
最近のマスコミ報道は、
そういう少女たちの行動のすべての原因は、
大人の男の性的興味による変態行動
・・・と決めつけている。
まったく、オナシナ世の中になったもんだ・・・と思う。
今回の女子中学生の「誘拐?」も、
真実はわからないが、
少女の心の欲求は無視され、
一方的に大学生が悪いと決め付けている。
そんなバカな。
話は変わるが、
サザエさんの長谷川町子が、
漫画の中で、世の中の男たちを、
好意的に見ているのは、
少女時代、近所の「やさしい小父さん」のおかげなのだ。
彼女は、その小父さんから、
いつも特別に可愛がられていたんだという。
昔は、そういう少女と小父さんのいい関係は、
無数に存在した。
性善説的ないい関係だ。
人間主義的ないい関係だ。
しかし、なぜか、最近は、取り上げられていない。
それで、いつの間にか、
おかしな発言を繰り返す、
「ジェンダーフリー」のモンスター女性たちが
そこここに生まれている。
彼女たちは、
いつも「一方的に男が悪い」
と決めている。
いつも「男たちの性的興味」と決め付けている。
そんなバカな!
そんなアホな!
今の世の中だって、
実力もない若い女性たちが、
社会の中で、優遇されているのは、
小父さんたちの父性愛的愛情のおかげではないだろうか?
小父さんたちの性善説的愛情のおかげではないだろうか?
小父さんたちの人間主義的愛情のおかげではないだろうか?
今回の少女の「誘拐事件?」に関しては、
真相を述べるつもりはない。
でも、たとえ真相が明らかになっても、
「極悪大学生」+「可愛そうな女子中学生」+「被害に遭った親たち」
・・・・の構図は変わらないんだろうな。
コッケイだよな。
ったく。
ところで・・・
人間の心理を、
性欲中心に解読しようとしたフロイトは、
晩年、顔がガンになって、
33回も手術し、
アゴもほとんど切除し、
苦しみながら死んだ。
(実際は、自殺のようなもの)
大地一人、申し訳ないが、
自業自得だと思っている。
もちろん男には性欲はある。
しかしノーマルな人類愛の方が、
ずっと大きいのである。