今日、2016年2月いっぱいで、
JRAの松田博資調教師は引退をする。
ご苦労さん、
そして
ありがとう・・・
と心から言いたい。
(この人だけは、ホントに素直に言える)
松田博資調教師は昔、
騎手だった。
(父親も騎手だった)
体重の関係で、
主として障害に乗っていたが、
大きなケガはしなかった。
これ、とても不思議だ。
ヒケツは・・・?
彼は笑って答える。
「落馬する前に、自分から、馬から下りたのさ」
障害時代の連対率412なので、ものすごいぞ!
彼は、なぜか、人に好かれる。
現役時代も、
上田清次郎という有力馬主の支援を受けた。
そして、上田清次郎などの勧めもあって、
なんと36歳の若さで調教師になった。
(父親も調教師である)
その後の活躍はすごい。
以下のG1馬を育てた。
コスモドリーム(1988年オークス)
ベガ(1993年桜花賞、オークス)
ブゼンキャンドル(1999年秋華賞)
アドマイヤドン(2001年朝日杯フューチュリティステークス、2004年フェブラリーステークスなど)
タイムパラドックス(2004年ジャパンカップダートなど)
アドマイヤムーン(2007年ドバイデューティーフリー、宝塚記念、ジャパンカップなど)
ブエナビスタ(2008年阪神ジュベナイルフィリーズ 2009年桜花賞、オークス、2010年天皇賞(秋)、2011年ジャパンカップなど)
レーヴディソール(2010年ジュベナイルフィリーズなど)
マルセリーナ(2011年桜花賞など)
ジョワドヴィーヴル(2011年ジュベナイルフィリーズ)
ハープスター(2014年桜花賞など)
・・・とくに牝馬に恵まれた印象があるね。
彼には、不思議と運がついて回っている気がするね。
なんとも不思議な男だよ。
さて・・・
今年引退する調教師は、
その他にも、
橋口弘次郎〔この人の成績もすごい!〕、
武田博などがいる。
お三人には、
第二の人生も、幸あれかし!
・・・だよね。