Winding Road

スポーツやら音楽やらいろいろと。

深井正樹

2005-09-28 | 鹿島アントラーズ
ここ最近、ようやくレギュラーに定着しつつある入団3年目。本人としてもそろそろスタメンで常時出場したいところでしょう。個人的にも強く応援している選手の一人であります。
何故、突然彼を取り上げたかと言うと、おそらく今週末の試合で誰よりも燃えているだろうから。

土曜日、鹿島が対戦するのはジェフ千葉。着々と順位を上げてきています。そして今や千葉のエースへと成長したのが巻誠一郎。

知っての通り巻と深井は駒大時代にツートップを組み、その身長差から凸凹コンビと呼ばれました。プロに入った後も、どちらが先に初ゴールをあげるかを賭けたり、母校の試合を二人で観戦したりと、卒業後も仲が良いようです。
日刊によると、今回は巻が深井を股抜きしてゴールするか、深井が巻に競り勝ってヘディングゴールするかを賭けているという。実際にそれは無いでしょうと深井のコメントがありましたが、まあ確かにありえないでしょう(笑)

そして今二人の立場を比較すると、だいぶ差がついてしまったというのが現状でしょう。片や代表に呼ばれるまでに成長したゴールゲッター。片やスタメンとサブを行ったり来たりしながらポジションを狙う一サッカープレイヤー。

そんな深井にとって今は入団以来最もレギュラーを確保するチャンスだと思う。だからこのチャンスを掴んで欲しい。巻の前でゴールを決めてやれ!

深井と言えばいつもゴール裏に最敬礼で挨拶する姿がとても印象に残ります。特に印象に残っているのは、ルーキーの年のナビスコ決勝。主力を多く欠いた鹿島は成す術無く0-4の完敗。終了のホイッスルと同時にピッチに倒れこみ、涙を浮かべながらゴール裏に挨拶に来た姿は今でも忘れられません。