元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

八重地下パトランプは土俵際の証

2006年09月23日 09時21分27秒 | 日々雑感
 ネゴシックスと今田耕司が似て蝶なのは誰か言いましたか?

---

 残暑というには湿度が高くて蒸し暑い秋の昼下がり。客先から会社へ戻る途中の八重洲地下街に珍妙なる物体を操る4人の男たちがいた。

 珍妙なる物体を何に例えれば良いのか?僕はその言葉を持ち合わせてはいない。そういう時は絵に限る。



 どーん!金属製の直方体に車輪がついており、その上にはイエローパトランプが無音でぐるぐる回っていた。そしてその前にはアンテナのような金属の棒がぴよーんと伸びていた。

 そしてその物体の後ろには作業着を着た男4人が何かを熱心に見て、何かを記録している。何かは分からないが何かを計測しているのだ。あの箱の中には何か僕が想像もつかないように計測器が置かれ、八重地下の何かを計っているのだ。

 しかもパトランプ!とても危険でダークな匂いがする。僕は直進するところを少し迂回して、その機械の後ろに回りこみ、男たちが何を見ているのか覗きこんでやった!!!果たしてそこにあった物は!!!





 男たちが熱心に見ていたのは大相撲の秋場所だった。裸の太った男たちが輪の中で抱きあっている。それを男たちは熱心に見ていた…




 なんの計測だったのだろう…。イエローパトランプは「僕たち仕事に見せかけて大相撲見てるから近付かないでね!!」の合図だったのだろうか。

 謎だ!謎だ!

 謎が僕の心に忍び寄り、土俵際でがっつり4つに上手投げを決めました。その後、物言いで年寄り株をゲットです。←適当な相撲用語を並べてみました。


 なんだったんでしょう。アレは…
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする