溶岩円頂丘つまり、溶岩ドームかと思ったら。
どうも、成層火山らしい。
よく見ると、火山噴石の降り積もった、地層が見えている。
まあるい頭の山容が、可愛らしい 鶏頂山である。北関東の山は、幾つかの山が集まって、高原山だとか。那須岳あるいは、赤城山などと呼ばれている。
写真の鶏頂山は、嵩原山群の ひとつの峰である。
鶏頂山には金鶏伝説(きんけいでんせつ)と謂うのがあって。長者の持っていた黄金の鶏にまつわる伝承のこと。金の卵を産む鶏を有すると、分限者・長者となる。儂も一時は、金鶏を持っていたが。小泉金融改革のみぎりに、逃げられてしまって。今は没落の身ではある。
さて其の金鶏が飛んできて、停まった山が鶏頂山なのだという。
確かに、まあるい山頂を観れば、いかにも金鶏が泊まりそうである。
遠くから眺めれば、山頂の ギザギザ の連なりが、鶏のトサカ の様にも見えるので、鶏頂山である。
鶏頂山の噴火の、歴史的な記録は残っていない。幾つもある山は、すべて火山ではある。
金の鶏というのは、比喩であって。
山々に降る雨を集めて、滋味あふれる河川が、田畑を潤す。縄文から弥生依頼、農業が 人々の生きる術。つまり、金の卵というのは、秋の実りの事。戦後に為って、小麦や大豆・トウモロコシは。外国からやってくる。日本国内で作れるのだが、外国製のが安い。それで、五穀を外国に頼れば。国内の大自然のありがたみが、薄れて人々の認識から、遠のいてしまった。
しかし、わが郷・左近尉は山などの、写真を撮るのが好きで。まさに、大自然は宝の山。あちこちに、金の鶏が 巣をかけている。
さて能登半島は、宝の山でもあるし。
何といっても、宝の 湧き出る山がある。北アルプスから流れ出る、多くの川が栄養を運んでくる。
その宝の半島が、地震で 大揺れに 揺れた。
運と不運は、となり合わせ。
那須の噴火では、180人が死亡したことがある。
能登の地震では、今のところ 70ナン人かの死亡が報じられている。
何で地震なのかと言えば。
日本列島の地下深くには、太平洋からの地殻が、日本列島の下に潜り込んでいる。上の画にも示されているのだが。能登半島の地下深くにも、太平洋のプレートが潜り込んでいる。その地殻由来の岩盤に、水が含まれていて。マグマの熱に温められれば、岩盤中の水が騒ぎ出す。地表に近い所で、この熱岩石などが吹き出れば、爆発して火山となる。関東の山々は、こうして爆発して、赤城山群や日光・那須の山群を形成した。
だが、能登の場合は、あまりにも深すぎて、地表に噴火が出ることは無い。
それでも、地中深くの 熱水だとか、溶けて軽くなった、岩塊が暴れだすと、今回のような『地震』だとか、津波になるのだろう。運が悪かった。
そして、我らの関東平野は、地震被害がほとんどない。それは、関東平野には、土砂だとか火山灰が、3,000㍍も積み重なっていて、活断層がたとえあっても、その影響は地表までは、地面を引き裂くような力は、もたらしてこなかった。
だが心配事はある。
那須岳が噴火して、実際に 180名の死者が出た事がある。
那須岳噴火、過去に 180人犠牲 栃木
【浜田知宏】記録に残る那須岳の活動は、室町時代の1408年から10年にかけてが最も活発だったとされる。10年3月の噴火では高温の噴出物が北西斜面の雪を溶かし、泥流となって那珂川に流れ込んだ。流域は大洪水となり、多くの家屋が流された。180人の命と多くの家畜が犠牲になったという。
ハザードマップは、周辺の那須塩原市と那須町、県の3者による那須岳火山防災協議会が2006年に初版を作成。10年には改訂版を発行した。
那須岳(茶臼岳)を火口としたマグマ噴火が起こった場合、降灰は10分程度で那須塩原市と那須町の市街地に、噴石は1分程度で同町湯本地区にそれぞれ達し、熱風(火砕サージ)は5分以内で火口から7キロの範囲に及ぶと予測している。
http://www.asahi.com/special/bousai/TKY201211300461.html
アカムツ
日本海や宮城県千葉県以西の太平洋側で揚がる。日本海での水揚げが多いこともあって、標準和名アカムツよりも日本海での呼び名「のどくろ」と呼ばれることが多い。全国的な知名度が高いのは日本海側でまとまった水揚げがあるためである。高級魚のひとつで、赤い魚の高級魚として、東北以北の太平洋側でとれるキチジ(キンキ)と対比されている。
近海、釣りもので大きな個体はキロあたり1万円を超えることは普通。底曳き網でとったものを干物にしたものはスーパーなどにも並ぶが、これも高価なものだ。養殖されていないことも魅力。
https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%84
男体山
2016 10 06 戦場ヶ原より撮影。
関東平野は、広すぎて 写真には 収まらない。それで、平野の北端に位置する、男体山を載せてみた。
下は関東平野の、極々一部の 里山から見た 関東平野である。その平野の、1% にも満たない、水田の金の実りです。金の鶏が、大好きな 実りの 関東平野です。
能登の方々には、是から復興のお仕事が、待っている。
そして忘れてならないのは、富山湾は海産魚種の多いところ。
日本海側だって、おさかな が密集している。
ただ日本は、自然災害にも いっぱい 襲われてきた。
出来るだけのことしか、出来ないのは 仕方がない。
災害の予知、予防の術のひとつが。
地震を探知して、用心する事。
最近になって、山に登ると、あちこちに地震計や。その他の予防観測機器が、設置されていて 心強い事でもある。
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