うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 バレンタイン

2012-02-10 08:59:05 | 一言
                   賑やかなことです

 ここ数日各テレビ局の取り上げ方が、過熱を通り越して異常であります。隠居の身で縁が薄いから言うわけではありませんが、いささか腹立たしいのです。何もこうも各局が競ってチョコレートがどうのこうのと報じる必要があるのか、喧しいかぎりであります。他に取り上げる話題なり緊急のニュースがないのでしょうか。それなら何も文句言うことはないのですが、ないことはない筈、北国の大雪によって50人を越える死者が出ております。それに対する対策の遅れは目を覆うばかりです。国会では被災地の復興、消費税・年金・沖縄・海兵隊・原発と問題山積であります。
 なのにと言いたいわけです。何も野暮を言うわけではありませんが、チト騒ぎすぎではありませんかと言いたいのです。それを一層煽るマスコミは太鼓持ちさながら、少しは節度があってもよろしいのではないかと願うわけです。
 景気付けにもってこいでは、そうそう落ち込んでいては景気はしぼむばかり、ここで一気に景気を掘り起こさねばと、商戦に取り込まれて高い高いチョコレートを買わされている人たち。よくよく見てると老いも若きも一蓮托生でカモにされています。
 この風潮いつ頃からこうも大仰になったのか知る由もありませんが、赤裸々な騒ぎの中での行事ではなく、慎ましく奥ゆかしいものであって欲しいと願うわけなのです。これが小生の本音であります。
 ここまで書いてきておのれの足元を見ますと、かみさん数日前から毎年のことではありますが、オトウサン、チョコレート贈りましょうかと盛んに言ってます。そのたびにかたくなに拒否しておりますが、孫娘からは爺ちゃんにと手渡されます。それは手作りであったり、市販のものだったりであります。
 いけません、自分のこととなるとこの一言、一貫性が薄まってしまいますが、結論としては程々にということであります。一刀大上段に構えたはいいが尻すぼみの様相、形無しで申し訳なしです。