NZ地震は正念場
日本の救援隊が捜索に加わり、これで一挙に生存者の発見が期待されたのですが案に相違して、事態は深刻の度が極めています。発見されているのは遺体のみで、性別も国籍も判別できぬほど、遺体の損傷が激しいといいます。最初に救出された女性の談話では、床が落ちてそれに飲み込まれ、上から天井が落ちてきたという生々しいお話でしたが、暗闇のなか周りには数人の学生たちの呻きや、生存の気配がうかがわれていたのです。
それで大いに生存に期待がもたれたのですが、事態はそんなに甘いものではなかったようであります。現地に急行した家族たちの、期待と絶望の狭間に揺れ動く心中やいかに。なんとかなんとか、生きていて欲しいものであります。
小雨の中、バスで移動する家族たちの表情は見るに忍びません。災害現場には崩落の恐れがあり、家族は現場を訪ねることは叶いません。無言でバスを乗り降りする憔悴した、その面持ちには胸が痛みます。
どうか頑張っていて下さい、と言うほか言葉はありません。
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