うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 東京のオリンピック招致騒動?

2013-09-02 08:59:05 | 一言
                     敢えて騒動という

 昨日NHKのドキュメント「いま被災地は」なる番組を観た。涙涙の番組であり、ただ涙を流すだけの己が恨めしくまた恥かしかった。それで多くの人が観られたと思うので精しくは書きませんが、それに関連して一言いや二言ほど言わせて頂きたい。
 昨日はたまたま9月1日「防災の日」とかで、各地で大掛かりな防災訓練が行われていて、総理も作業衣?を纏っての陣頭指揮で奮闘されていた。それはそれでなかなか結構なことではあるが、まさか福島をお忘れではないかと気になったりしたのです。
 防災訓練も確かに必要であり、またやらねばならないことではあります。が、ここが肝心でして現実に今起きている大変な災害の処置、そして対応がままならず混迷を極めているのにと不思議に感じるのです。全国的な規模の訓練、動員された消防警察海上保安庁自衛隊と、その精力、頭脳、動員力そして予算を福島の汚染水の対処に振り向けて欲しかったのです。総理は東電には任せておけぬ、儂公出でずんばと広言されているのだからそんな暇はないと思うわけです。即実行であります。
 次にですが大方の非難を覚悟で言わせてもらいますが、9月の8日に2020年のオリンピックの開催都市が決まります。猪瀬都知事も張り切っていますが、ここで待ったです。
 放射能の汚染水が渦巻く日本にオリンピックが必要とは思いません。知事は聖火リレーを被災地にと言っていましたが、福島の汚染水はヨーロッパでは連日大きく新聞等で報道されているそうです。とてもではありませんが東京招致は難しいと思っています。
 開催までまだ年月があるとはいえ、それまで福島の原子炉の廃炉が確実に終わりますか。それは無理でしょう。半永久的に廃炉に向けて福島の人たちは向き合っていかねばならぬのです。その人たちをよそ目にお祭り気分はないでしょう。以上です。