日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

大学生の子どもにお金を管理する方法を身に付けさせるには

2010-09-30 | 子どもの金銭教育
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

小1・長女が学校で漢字を習ってきました。
「お父さんに漢字のテストするよ」
と、なぜか私が試されています。

「そこ、止めてないよ」
「そこ、払いだよ」
結構、厳しいです(笑)。

●大学生の子どもにお金を管理する方法を身に付けさせるには

今週は教育費シリーズになってしまいました。
今日は大学生の子どもから見た教育費のお話です。

前回、私立・文系・下宿は4年間で1,000万円が目安とお話しました。

その準備の方法の例として、
600万円は高校3年生までに貯める
400万円は、大学進学中に、毎年100万円(毎月約8万円)支出する
でしたね。

今回は、このお金を子どもにどう管理させるか?です。
いろいろな方法があると思いますが、こんな方法はどうでしょう。

合格して、入学金を払うときに、600万円の通帳を見せます。そして、
「入学したら、毎月8万円仕送りをするよ。それを生活費にしてね。

あと、この通帳の600万円は大学に払う入学金や授業料などに使ってね。
4年間足りなくならないように、よく計画してね。
留年なんかしたら大変だよ(笑)

自動車の免許を取ったり、サークルやゼミの合宿もここからだよ。
お父さんとお母さんが出してあげられるのは、この600万円と、
毎月8万円の仕送りだけだよ。
この600万円から使いたいときは、連絡してね。口座に振り込むよ。

足りない分はアルバイトをしたり、奨学金を調べたりしてね。
ただ、絶対にお金を借りてはダメだよ。困ったときは、相談するんだよ」

そして、このお金は親が子どもに投資する(出資する)という意味合いなので、
使い道を報告させるといいでしょう。(報告がなかったら、振込み停止!?)

学校でお金の使い方は勉強しないので、
使い道について、親子で話しをするといいですね。
私も大学時代の一人暮らしのおかげでお金のやりくりを覚えましたよ。

口座は振り込み手数料が無料の銀行を使うと便利です。
例えば、ソニー銀行は同一銀行内の口座なら振込み手数料は無料、
セブンイレブンのATM入出金は無料で使えます。

教育費シリーズは今回で一旦おしまいにします。
読んでくださった方、ありがとうございました。

牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/

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