日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

扶養控除縮小に異論噴出

2009-11-18 | 家計
おはようございます。FP牛込伸幸です。

録画一覧に「怪談レストラン」(火・7時半・テレ朝)というのを発見。
http://www.tv-asahi.co.jp/kaidan/
長女6歳のお気に入りのようです。私もちょっと見たら、はまってしまいました。

「まんが日本昔ばなし」のDVDってないかな?と検索していると、
You Tubeの動画を発見。懐かしくて、つい見入ってしまいました。
派手な変身物もいいですが、こういう素朴で深い話もいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=ulRLA2EuwlM

■扶養控除縮小に異論噴出

民主党政権の事業仕分けがよくテレビで報道されていますが、
税制改正の議論も本格化してきました。

民主党は月額26,000円・中学3年生までの子ども手当ての創設と入れ替えで、
扶養控除を整理(縮小)する方針のようです。
これは一部、マニュフェストにも記載がありました。

特に、専業主婦世帯(いわゆる103万円以内で働くケースも含む)は
子ども手当てを26,000円もらっても、扶養控除縮小でメリットは実質半分
という試算も出ています。

ただ、ここに来て、民主党内というか、財務省とそれ以外で対立が起きています。
財務省としては、子ども手当てをするなら財源が必要。だから扶養控除縮小。
それ以外の勢力としては、参院選挙前にはやりたくない。

12月11日までに来年度の改正の概要を決めるので、それまでは注目です。

民主党政権を見ていると、どうも専業主婦の優遇を無くす方向に見えます。
みなさん、働いてください!という感じがします。

時代の流れとして正しいと思うのですが、
小さい子どもを抱える世帯が働くのは大変です。
保育所の待機児童の問題、職場の理解の問題など。
また、正社員として再就職するのは、もっとハードルが高いのが実情です。

この点を考慮しないと、今後の選挙は危ないでしょう。

先ほどの所得税の103万円や、社会保障(健康保険・年金)の130万円など
壁を作るのはよくないですね。

その範囲内ならゼロだけど、超えると「うんと」かかるというのは
働く意欲をそぎます。特に130万円の壁は大きすぎます。

いろいろありますね。


牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/

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