日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

父子家庭にも児童扶養手当

2010-09-03 | 子育て
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

先日、実家で認知症で介護が必要になった私のおばあちゃんの付き添いをしていました。
私の母が用事があるときに、私もたまに手伝いに行きます。

お昼頃、かかりつけのお医者さんが往診に来てくださいました。
聴診器を当てて、「大丈夫、私より元気だ」というと、
ばあちゃんは少しだけシャキッとした様子でした。

来てくださったお医者さんは、私が実家に住んでいる頃のかかりつけの先生です。
私の曾おばあちゃんも看取っていただきましたし、何でも相談できるので安心です。
(私が小さい頃、おじさんでしたので、今はおじいさんです)

今、私は特にかかりつけというほどのお医者さんはいません。
相性の良さそうなお医者さんにいつもかかるようにしようと思った出来事でした。


●父子家庭にも児童扶養手当

8月から児童扶養手当が父子家庭にも支給されるようになりました。
日本の社会保障政策は、男性は正社員でそれなりの収入があることを
想定して作っていることが多く、これまで父子家庭は対象外でした。

この制度、もらえるのは、

母子家庭の母、父子家庭の父など。
子どもが高校3年を卒業するまでもらえます。
所得制限があります(親一人子一人なら年収365万円未満)

受け取れる金額は、

子ども一人なら、年収に応じて月41,720円~9,850円
二人目がいれば5000円加算
三人目以降は一人3,000円加算

母子家庭120万世帯のうち、97万世帯がこの手当てを受け取っているそうです。
父子家庭20万世帯のうち、10万世帯が受け取るという予測もあります。
(9月2日読売新聞より)

特に、子どもが小さいと、父子家庭であっても正社員になれないケースが
増えているようです。こうした対策は必要ですね。

・・・

ちなみに、遺族基礎年金は、子を持つ母(女性)しか支給されません。
子を持つ(父)は対象外です。
以前から、ここはケアが必要な分野だと思っているのですが。

牛込伸幸FP事務所
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