日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

生活、雇用・・・高まる個人のリスク

2010-04-21 | ライフプラン
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

今朝は旗振り当番に行ってきました。
長女が小学校に入学したからです。

1年生を連れて行ってくれる上級生は立派なお兄さんお姉さんです。
2年生くらいになると、慣れてきたせいかチョロチョロして上級生を困らせます。
1年生は学校が楽しくて仕方ない様子です。ニコニコあいさつしていきます。

ギリギリに余裕で単独登校してくるのは6年生でしょうか。

でも、中学1年生はちょっと不安げで、制服がダブダブで、友だちと集団で登校です。
環境が変わって、しばらく慣れるまで大変です。


■生活、雇用・・・高まる個人のリスク

今朝の日経新聞「経済教室」に記事がありました。
少し堅めのコーナーです。

日本はバブル崩壊後の後遺症からいまだ脱しておらず、
生活水準は低下し、
生活・雇用・老後などに対する不安とリスクが増大、
所得格差が広がった、と指摘しています。

私が興味深いと思ったのは、リスクが顕在化したときに、
個人が全責任を負うのは必ずしも合理的でないという点でした。

例えば、

アメリカは住宅ローンを返済できなくなったとき、
自宅を手放せばそれで終了です。
日本は自宅を売却してもローンが残る場合は、
それを返し続けなくてはなりません。

個人が破産したときの保護は日本は他国に比べて脆弱です。

日本は「借りた金は返す」というカルチャーが根強いからでしょう。
でも、それはやり直しができない社会ともいえます。

その他、日本社会全体のリスクのかかり方や、
所得配分など興味深い指摘がありました。


牛込伸幸FP事務所
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