日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

自己資金が多いと金利優遇になる住宅ローン

2010-02-18 | 住宅ローン
おはようございます。FP牛込伸幸です。

今日は東京は雪のようですね。
朝、ニュースをみて、思わずカーテンを開けました。
でも、群馬県高崎市では降っていません。

こんなこともあるんですね。


■自己資金が多いと金利優遇になる住宅ローン

今朝の日経新聞に東京三菱UFJ銀行の広告がありました。

①自己資金20%以上、またはお借り換えのお客さま 【年1.075%】
②お借り入れ総額が住宅建築費または購入価格の範囲内、
 かつ自己資金20%未満のお客さま【年1.275%】

自己資金20%のもとになるのは住宅建築費または購入価格です。
大雑把にいうと売買契約書の金額ということです。

①はその20%の自己資金を準備できる場合(住宅ローンは80%まで)
②は自己資金を20%準備できない場合(住宅ローンは80%超~100%まで)

かつて、住宅ローンといえば、購入価格の2割の自己資金がないと借りられませんでした。
しかし、住宅価格の高騰と、自己資金が準備できないケースが増えたことから、
今では100%融資も当たり前、諸費用まで融資するというケースまで。

同じ物件を同じ返済能力の人が住宅ローンを組んで購入する場合、
銀行としては自己資金の多い人の方が安心して融資することができますよね。

私が銀行で住宅ローンの担当をしていたときも思いました。
ギリギリ審査にパスした人も、余裕でパスした人も同じ金利というのはどうかと。

保証料という住宅ローンの諸費用に差をつけるという動きはありました。
でも、今回のように、金利を優遇するというのはいいですね。
いい顧客を集めることができますから。


とはいえ、なかなか20%の自己資金を用意するのは大変です。
マイホームは販売価格の5%程度(新築の場合)の諸費用がかかりますから、
自己資金25%程度は必要ということです。

3,500万円の物件の場合、その25%で875万円です。

平均初婚年齢は男性30.2歳、女性28.5歳だそうです。
(2008年人口動態統計:厚生労働省)
晩婚化といわれます。独身時代の貯蓄がものをいいますね。


牛込伸幸FP事務所(群馬県高崎市)
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