日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

こどもの勉強にどう付き合うか?

2009-04-20 | Weblog
昨夜の焼き鳥屋さんの話の続き。

カウンターで飲んでいた元気なおじいちゃんに
うちの長女5歳が英語で話しかけられました。
ハローやら、サンキューやら…遊んでいただいたんですね。
最初は恥ずかしがっていましたが、
最後は何とか返していましたよ。

そのうちご自身の子育ての話になり、
親が子どもの世話をし過ぎると、結局は後でこども自身が苦労する
とおっしゃっていました。

私が学生時代、家庭教師をしていたときも思いました。
中学生くらいになって、親がこどもと一緒に勉強すると、
こどもは親とでないと勉強しなくなります。

自分で問題集を選んだり、テストにあわせて計画を作ったり、
といったことをしなくなってしまいます。

さらには、答え合わせも自分でしなくなってしまいます。
参考書や問題集の解説を読んで、どうしてこういう答えになるか?
考えようとしないんです。

こうした状況の場合、
この状況をどう変えるかが家庭教師の最初の課題になります。
(と、私は思ってやっていました)
自分で答え合わせをする練習、自分でテスト勉強の計画を立てる練習、
自分で問題集を選ぶ練習…

もちろん、世の中、勉強が全てではありません。
でも、親が勉強させたいと思っていると、摩擦が生じますね。

先日、電車のなかでお父さん同士のこんな会話を聞きました。
「こどもが自分で勉強するように、あまり勉強のことをいわなかったら、
ほんとに何にも勉強しなくなってしまった。困ったもんだ」

勉強しろと言わないのも、逆に勇気がいるんですね。
難しいものです。