大阪南部にお住まいのS氏を久しぶりに尋ねた。 S氏は、大手化学会社を退職後、南カルフォルニア大学のオラー、プラカッシュグループに約20年おられた方である。 その間、私も頻繁に訪問し、また何と言っても鉄道の蘊蓄が深い方ということもあって、長い間、お付き合いさせて戴いている。 アメリカでは、一緒に、テハチャピループ、ペリスの鉄道博物館を訪問したり、サンペドロのPE(パシフィック電鉄)の電車を見に行ったりと、ほんとうに楽しい時間を過ごすことができた。 今回も、ご自宅を訪問し、近所の歴史資料館を見学したり、またランチを挟みながら、鉄道、ロサンゼルスの話が弾んだ。 また、帰り際には、非常に貴重な本も戴いた。
ただ、私も定年退職した高齢者、S氏も80代後半になられている。 お互い、このような年齢になると、今回のことに限らず、もしかしたらこれが最後になるかもしれない可能性も否定できない。 そう思うと、見送って戴いた姿を見ながら、戴いた本を握りしめていた。
From Face Book: An old friend of mine.