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チップの習慣2(ピローチップ)!

2009年05月18日 | 習慣・風習
前回に続き、
今回もチップに関する第2弾をお送りします。

ピローチップってご存知ですか?
毎朝、ホテルのベッドの枕元に置くチップの事です。
これは、あなたのベッドを快適に整え、
バスルームを磨き、
室内を整頓してくれるメイドの仕事ぶりに対するものです。
ただし、
レストランやタクシー、ポーターなどへのチップとは
多少意味合いが異なり、
報酬の一部ではなく、
快適な部屋を提供してくれた事に対する感謝、
心付けに近いものです。

何故かと言うと、
考えてみてください。
まず渡す相手に直接合う訳ではないし、
ホテルに連泊しない限り、
自分の散らかした室内の清掃を
してもらっている訳ではないのです。
まして、
レストランやタクシー、ポーターのように
目の前でしてもらったサービスに対して
支払うのではないのです。
だから、
ピローチップは基本的なマナーだと考えましょう。

では実際にピローチップはどのくらい置けばいいのか、
通常、
3星クラスで1~2ドル、
4星クラスで2~3ドル、
5星クラスで3~5ドルが適当と言われています。
また、ベッドなどを汚してしまった場合には、
さらに5ドルくらい置くといいでしょう。

また、置く場所は
必ず枕かローテーブルの上に置きます。
ソファーテーブルの上に置いたりすると、
忘れ物と解釈されますので注意が必要です。

これらを総合すると、
ピローチップは義務的に絶対置くべきものではなく、
置いても置かなくてもOK、
置いたほうが良いという考え方が正解で、
置いておくと所持品などの盗難防止に
多少なりとも貢献しているようです。

ちなみにフランスでは、
ホテル経営者と労働組合の合意により、
宿泊費のサービス料にピローチップのたぐいは
加味されているため、
基本的に置く必要はないとされていますが、
ピローチップの意味合いから言えば
多少置いたほうがいいのではないでしょうか。

次回はチップの渡し方です。


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