夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

野田塩工房見学

2012-07-14 11:07:09 | 東日本大震災
7月7日(土)

 「野田塩工房」は、東日本大震災の際に、津波に襲われ壊滅した。
 現在地の「えぼし荘」のすぐそばには、5月に移転したらしい。

 昔の製塩の再現をしているが、この方法は海水を汲んできて、鉄釜で煮る方法である。


4日間もかかってできるという。だから全くの観光用で、結構高い値段がついている。
 市販されている国の塩とは違って、舐めると後から甘みが出てくる。


 久慈市から平日は、障がいのある方が二人ほど働きに来ていると聞いた。

 昔は塩は貴重品で、10日間もかかって、ウシに背負わせて塩の道を歩いて盛岡市や雫石まで行ったという。

 昨年塩の道を歩いたが、結構な坂道で往時の大変さが実感された。のんびりとした時代でもある。陸中野田駅前には、その当時の塩を運んだという牛の像が建っていた。

 翌朝一路また八戸に向かって、三陸鉄道に乗り込んだ。