夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ようやく雨

2012-07-25 07:02:46 | つれづれなるままに
7月24日(火)
 梅雨らしいジメジメ感が、津軽にもようやく戻って来ました。昨日今日と待望の雨が降ってくれました。でもまだ足りない感じです。

 昨日はわが法人の建物の改修工事を前に、市の旧児童館を借り受けする許可が下りました。学校の子供たちの夏休みを過ごす場所の確保もできて、ピンチを切り抜けホッとしています。
 役所の縦割りの仕事ぶりを久しぶりに実感して、変わっていないなあと思いました。それでも今回も弘前に来てからのご縁ある方々に、またもや救われているなあという実感も感慨深いです。
 33年前にたった半年間だけ席を置いた福祉事務所の仕事でしたが、今になってそれがつながっている実感です。若かったケースワーカーの方々が課長や課長補佐となっているのですから、自分も年をとったなあと思います。
 きょうはお借りする児童館周辺の住民に挨拶をしに出かけます。
 

Etude

2012-07-25 07:02:07 | 創作(etude)
「夏祭り」

春の弘前城公園の
桜祭りが終えると
今度は冬の雪のことなど忘れて
ねぷた祭りの支度が始まる
あちらこちらの町会には
ねぷた小屋が建って
小屋の中には扇形の
扇ねぷたの骨組みが
今年の新しい顔を待っている
やがて
囃子の練習が始まり
太鼓のドーンコドーンコという
腹に響く音が
台所の硝子窓を
ふるわせる

農家の親父や電気関係の職人
会社勤めの若者が
週末に集まり始め
会期が詰まってくれば
ねぷたの小屋も
毎晩のように賑やかな
集会所となる
旧暦の七夕祭り
「ねぷたっこ」
完成すれば
早速町内を練り歩いて
ちゃっこいわらしっこが
一軒ずつ玄関を開けて回り
「ねぷたっこみてけえ」といって
祝儀の金をせびっていく
くらい町会が一瞬だけ
明るくなったような気になるのも
この時期だけかもしれない