AM8:00から約1時間、同じ会場で子供たちは一人一人が身に着けて行進する「頭御幣」というものの和紙でつくる神様のお飾りづくりをしました。小学校では6年生たちがすでに体験済みで、下級生に作り方を指導してもらいました。
その作業を終えて、次は会場を移動してリンゴの冷蔵庫のある作業場に向かいました。
そこでは本日のメインイベントのヒノキの材木をカンナで削る作業が始まっていました。通常は大工さんたちはカンナ削りは材木の表面を滑らかにするために行うのでしょうが、今回の御幣に下げるカンナガラは400枚の薄いテープ状に削るために行うのです。
10本のヒノキ御幣を作るとすれば、カンナで4000枚も削らなければならないのです。カンナの大工さんともう一方に削って出てくるカンナガラを引いて50枚ずつにまとめる人が必要でした。子供たちも最初は面白そうに見ていましたが、今度はカンナガラに触れる体験をしました。ヒノキ独特のとっても新鮮な香りでした。
きっとこの子供たちの中から、将来の町会を背負って立つ人間が出てくるのではないかと、期待しています。