夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

開墾二日目~スズメバチの巣

2010-09-09 07:25:08 | 岩木山麓 しらとり農場日記
 9月8日(水)旧暦八月朔日お山参詣最終日
 しらとり農場開墾2日目である。昨日は午後からの作業であったが、きょうも晴天で午前9時から開墾作業をスタートした。後援会長前田氏とそのお仲間3人、わがあうんからはスタッフ6名利用者2名が参加した。チェーンソー2台で榛の木や胡桃などが伐採され、ユンボという重機でそれぞれの根が引き抜かれる。私たちは軽トラックで伐採され、寸断された丸太や枝を集積所へ搬送の繰り返しだ。
 昨日からがらりと天候が、秋の気候に変わっていた。最高気温が26℃と、湿度も低く作業はとても快適。でも直接の日差しはやはり暑い。30℃を超えることを考えればの話だ。
 しらとり農場にはトーベとい言う雌犬が、番犬として飼われている。広い農場の気配をいち早く察知するのは、トーベだ。農場の変化にとても敏感で、私たちが来場すると直ぐにやって来て、安心できればまたいなくなる。慣れてきたのか私たちが昼飯を広げていると、そばに来て一緒に過ごしている。
 さて、この日のトラブルというのかハプニングは、伐採予定の二本の木にそれぞれ一個ずつの直径30センチほどの卵形のスズメバチの巣が下がっていた。スズメバチといえば蜂の種類では最も大型で、肉食の獰猛な蜂である。知らずにコノ気も伐採していたらきっと被害が出ていたに違いない。結局農場主と話して、来年の春までそのままにしておくことにした。午後5時予定の作業は、7割方終了している。今週いっぱいで開墾作業は終わりそうである。
 農場には二人目のあかちゃんをお腹にした潤ちゃんと、オーナーの両親が毎日孫の子守にやって来ている。奥さんの身重をカバーするのはウーファーと呼ばれる若者たちで、今は5名ほどが宿泊して農作業を手伝っていた。
 さあ、来年は小麦栽培がこの農場でスタートできる。