このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されますよう心からお祈り申し上げます。
土と風の舎としましても、できる限りの支援をしていきたいと考えております。
さて、今日は畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ!2010の最終日です。体調を崩している子どもたちが多く、また交通事情も悪いためいつもより参加者は少なめでした。そんな中、
★楽しみにしていたノコギリクワガタの幼虫の体重測定とエサ交換★
くわがたおとうさんこと奥村さんに再び登場していただいて、ノコギリクワガタの幼虫の体重測定とエサの交換をしました。まず、昨年夏に畑で捕まえたおとうさんクワガタを見せてもらいました。この寒い冬も元気だったそうです。残念ながらおかあさんクワガタはお星様になったそうです。
「幼虫は、生まれたのが遅かったため、それほど大きくなっていないようです」と説明がありました。
早速、ボトルの蓋を外して、スプーンで土を出していきます。スプーンで幼虫を傷つけないように慎重に土を出します。底の方にいるみたいで、なかなか見つかりません。「上にいる時は、土の環境が悪い証拠なので、下にいる方がいいんです」と奥村さん。居心地が悪いと上にあがってくるそうです。
「いた!」「ちっさ!」 なんとまあかわいい幼虫でしょう。奥村さんの言うとおりです。小さくてもさあ体重を計ってみましょう。
「孵化して成虫になるは来年かもしれません」と奥村さん。
ボトルに新しいエサ(土)を詰め込んでから、その上に幼虫を置きます。すると幼虫は土の中に潜っていきます。最後にキャップをして体重測定とエサ交換は終了。
次は誰? 自分のボトルは自分で交換していきます。そんな中、
「でた~」「でかい!」という歓声が・・・ なんと
さっきのちっさいのとは全然違う大きさです。「これは3齢幼虫です」(奥)。まだ脱皮したばかりでお尻の方が透き通っています。「これはオスです」「メスだと黄色い卵巣が見えます」と。順調に育つと、今年夏には成虫になるそうです。体重はというと、
大きかったのはこの1匹で、あとはみんな小さかったです。残念なことに、途中でお星さまになってしまった幼虫もいました。「ボトルに移す際に幼虫に傷が付いてしまったせいかもしれません」(奥)
これからの育て方のお話しを聞いて、体重測定とエサ交換はおしまいです。意外と知らない事ばかりで、今日はたくさん勉強になりました。本当に楽しい一時でした。
続きはまた明日。
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