しいたけの駒打ちとは、しいたけが育つ基となる木(原木)に、しいたけ菌の付いた種駒を打ち込む作業を言います。原木にドリルを使って穴をあけ、その穴に種駒をトンカチで打ち込むのです。原木はナラ、クヌギ、クリなどが用いられます。畑ではコナラを使用しました。
作業手順をご紹介します。
①原木を用意する。
②しいたけの種駒を用意する。
③原木に電動ドリルと種駒専用のキリを使って穴をあける。穴は20cm間隔に、原木1本につき36個あけます。原木、種駒、キリはホームセンターで購入できます。
④開けた穴に種駒をトンカチで打ち込み、原木表面と打ち込んだ種駒が平になるようにします。
⑤たっぷり散水して原木に水分を含ませます。
⑥原木を横積みにして寝かせ、ワラ、ムシロ、ブルーシートなどで覆います。これを仮伏せと言います。
⑦週に1~2回散水し、保湿管理に努めます。
ここまでが春までの作業です。春以降は本伏せと言って林の中で管理します。
そしてこの原木からしいたけがとれるようになるのは、来年の秋です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます