NPO法人土と風の舎

埼玉県川越市を拠点に『人と自然と地域をつなぐ』を合言葉に、園芸福祉活動をしています。

畑で遊ぼう!!こえどファームへようこそ! 第10回 その4 しいたけの駒打ち

2012-01-18 21:58:11 | 畑で遊ぼう こえどファームへようこそ

しいたけの駒打ちとは、しいたけが育つ基となる木(原木)に、しいたけ菌の付いた種駒を打ち込む作業を言います。原木にドリルを使って穴をあけ、その穴に種駒をトンカチで打ち込むのです。原木はナラ、クヌギ、クリなどが用いられます。畑ではコナラを使用しました。

作業手順をご紹介します。

①原木を用意する。

②しいたけの種駒を用意する。

③原木に電動ドリルと種駒専用のキリを使って穴をあける。穴は20cm間隔に、原木1本につき36個あけます。原木、種駒、キリはホームセンターで購入できます。

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④開けた穴に種駒をトンカチで打ち込み、原木表面と打ち込んだ種駒が平になるようにします。

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⑤たっぷり散水して原木に水分を含ませます。

⑥原木を横積みにして寝かせ、ワラ、ムシロ、ブルーシートなどで覆います。これを仮伏せと言います。

⑦週に1~2回散水し、保湿管理に努めます。

ここまでが春までの作業です。春以降は本伏せと言って林の中で管理します。

そしてこの原木からしいたけがとれるようになるのは、来年の秋です。


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