前楽天野村監督と、田原総一朗の対談集「再生力-人生版野村ノート-」を読みました。
本の内容は、野村監督の選手時代、南海、ヤクルト、楽天監督時代の経験が記載されている本です。
この本を読むと、野球というスポーツの特徴がよく理解できます。また、対談者が田原総一朗ですので、現代社会を野村監督の言葉を応用して解釈しています。
その中で、納得のいく箇所を以下に引用します。
「地域を大事にする心がパリーグを再生させた」
田原:野球界でも、そんな危機感を持って、なんとかしようと思っているわけですね。どうすればいいですか。
野村:パリーグはメジャーにならって、地域との密着を推進しています。パリーグの再生力の基礎は、地域の力であり、地域の人びとなんです。プロ野球はパリーグのやり方がいちばんいいと思います。何も全国区の球団になる必要なんてない。地域、地域で絶大の人気があればいいんです。
セリーグは巨人の人気におんぶにだっこでした。その巨人の人気も落ちています。群馬ダイヤモンドペガサスの試合を見にいったときに、隣のおじさんどうしが話していて、いまどき巨人のマークの入った野球帽なんてカッコわるいよなと会話していました。
野球の世界で、イチローや松井などのほんとうのスーパースターがて大リーグに行くのはグローバリゼーションそのものです。そして残った選手がする日本の野球は「地域の時代」なのです。
スポーツの世界でみた時代認識ですが、この時代認識は、政治、経済にも通じるのではないでしょうか。国際社会の中の日本、そして、地域という基盤で生きる国民ということです。
田原総一朗が講演会で、国家はバーチャル、一番現実を知っているのは現場(地域)ということを話していました。
この本は、野球のことが書かれてた本ですが、対談者が田原総一朗っですので、野球にとどまらないことを考えさせてくれる本でした。
本の内容は、野村監督の選手時代、南海、ヤクルト、楽天監督時代の経験が記載されている本です。
この本を読むと、野球というスポーツの特徴がよく理解できます。また、対談者が田原総一朗ですので、現代社会を野村監督の言葉を応用して解釈しています。
その中で、納得のいく箇所を以下に引用します。
「地域を大事にする心がパリーグを再生させた」
田原:野球界でも、そんな危機感を持って、なんとかしようと思っているわけですね。どうすればいいですか。
野村:パリーグはメジャーにならって、地域との密着を推進しています。パリーグの再生力の基礎は、地域の力であり、地域の人びとなんです。プロ野球はパリーグのやり方がいちばんいいと思います。何も全国区の球団になる必要なんてない。地域、地域で絶大の人気があればいいんです。
セリーグは巨人の人気におんぶにだっこでした。その巨人の人気も落ちています。群馬ダイヤモンドペガサスの試合を見にいったときに、隣のおじさんどうしが話していて、いまどき巨人のマークの入った野球帽なんてカッコわるいよなと会話していました。
野球の世界で、イチローや松井などのほんとうのスーパースターがて大リーグに行くのはグローバリゼーションそのものです。そして残った選手がする日本の野球は「地域の時代」なのです。
スポーツの世界でみた時代認識ですが、この時代認識は、政治、経済にも通じるのではないでしょうか。国際社会の中の日本、そして、地域という基盤で生きる国民ということです。
田原総一朗が講演会で、国家はバーチャル、一番現実を知っているのは現場(地域)ということを話していました。
この本は、野球のことが書かれてた本ですが、対談者が田原総一朗っですので、野球にとどまらないことを考えさせてくれる本でした。