TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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雑誌「日経トレンディ」はヒット商品特集

2009-11-07 14:24:18 | 経営全般
雑誌「日経トレンディ」は2009年のヒット商品、そして2010年のヒット商品予想について特集をしています。

 2009年のヒット商品ベスト30を記載していますが、ベスト10は以下のとおりです。

1 プリウス&インサイト
2 キリンフリー
3 ドラゴンクエスト
4 抗インフルエンザグッズ
5 国宝 阿修羅像
6 ドット入り罫線ノート
7 ウーノ フォグバー
8 ポメラ
9 蒸気レスIH
10 990円ジーンズ

 1位はなんといってもプリウス&インサイトのハイブリッド車です。2010年の予想ランキングでは、7位にフィットHVが入っています。最近三菱自動車の電気自動車が試乗で一般道を走っているのを見ました。時代は環境車へ急激に動いています。

 4位は抗インフルエンザグッズです。マスクは昨年の生産、輸入量費で600%以上に達しています。手のアルコール消毒は、約30倍になっています。今後もこの分野の需要は伸びることは確実です。

 
 5位は国宝阿修羅像です。東京国立博物館の「国宝阿修羅像展」には連日1万人以上が押し寄せ、入場者数は94万人を記録しました。2008年の「国宝薬師寺展」は79万人でした。この背景には昨今の仏像ブームがあります。癒しを求める時代背景があるのでしょうか。

 6位はドット入り罫線ノートです。商品化のきっかけは「「東大生のノートはかならず美しい」という書籍はベストセラーになり、誰でも東大合格生のようなノートが書けないかという企画からのドット入り罫線ノートでした。
 半年で1,000万冊を販売しています。

 10位は990円ジーンズです。端緒はファーストリテイリングの「ジーユー」が990円ジーンズを投入したことでしたが、その後、西友、ドンキホーテと次々と低価格ジーンズを販売しています。

 これらのヒット商品を見ると、時代は、低価格志向、環境、不確実性、癒しがキーワードとなっているようです。

 ちなみに2010年ヒット予想商品ベスト10は以下のとおりです。

1 2万円高性能テレビ
2 アーバン産直マルシェ
3 低価格クラウドPC
4 深夜「羽田」海外ツアー
5 脳波トイ
6 会員制ネイチャーヒットネス
7 フィットHV
8 食べるガツ盛り調味料
9 平城遷都1300年祭・東大寺展
10 電子ブック