日本自動車工業会が27日に公表した11月の自動車の国内生産実績は、前年同月比8.4%減の76万7,530台で3カ月連続で前年を下回った。
軽乗用車は伸びましたが、エコカー補助金終了で普通車や小型車の国内販売が振るいませんでした。輸出は13.5%減の38万2,778台と4カ月連続で減っています。
この数字は、エコカー補助金という支援策と、日中関係の悪化という事象による結果だと思います。株価の上昇で景気浮揚の期待が高まっていますが、現実はこの数字に見られるようにまだまだ厳しい環境が続くように思われます。