世界文化遺産登録を目指す旧官営富岡製糸場(富岡市富岡)の創業140周年記念イベント最終日の8日、オカリナ奏者の宗次郎さん=館林市出身=とテノール歌手の角田和弘さん=前橋市出身=が東繭倉庫でコンサートを開き、オカリナと歌の美しい音色を会場いっぱいに響かせました。
角田さんはタキシード姿で登場。抜群の声量と歌唱力で「早春賦」や「紅葉」など日本の四季を表した曲やイタリア歌曲「帰れ、ソレントへ」などを披露しました。
宗次郎さんは、デビュー前の10年間に1万個以上のオカリナを制作したことに触れ、持参した大小8個の音の違いを説明。オリジナル曲「故郷の原風景」や「コンドルは飛んでいく」などを演奏しました。
私は、7日、この富岡製糸場の東繭倉庫に行ったのですが、コンサートなどにはうってつけの場所ではないでしょうか。